最近メディアを騒がせている、ロシア軍によるウクライナ侵攻。

海外での出来事ではあるものの、ロシアやウクライナで事業展開する日本企業も少なくなく、他人事ではありません。

トヨタ自動車(7203)も、そのひとつです。

今回はトヨタを取り上げ、同社に降りかかった「災難」について紹介します。

ロシア軍がウクライナに侵攻

2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領はウクライナに対する「特別軍事作戦」の発動を命じ、侵攻を開始しました。

2022年3月1日現在も侵攻は継続中で、国際経済への影響も懸念されています。

複数メディアによると、トヨタはウクライナにおける市場シェアで首位であり、車種としてはカローラなどが人気となっています。

また、ロシアにおいてもトヨタは積極的に事業展開しており、同国内ではアルファードやRAV4などが人気車種となっています。

ロシアによるウクライナ侵攻自体の影響はもちろん、他国によるロシアへの経済制裁などの副次的な要素の影響も踏まえると、トヨタの両国における事業展開への懸念は高まります。