教育資金は「学資保険」で準備すべき? それとも「預貯金」?どちらが正解か
FPに聞いてみたシリーズ
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お子さんをお持ちの方が一度は悩まれるのが「何で教育費を準備するか」ということでしょう。教育費の準備で有名なのは「学資保険」です。
しかし、低金利の今、学資保険のメリットが分かりにくいという声もあがっています。
また、子どもが小さい頃は育児に忙しかったり、親側の年齢が若くて日々の生活費に精一杯だったりして、なかなか貯金ができない方もいます。子どもが大学入学まで残り10年になった場合でも、学資保険は効果的なのでしょうか。預貯金で教育費を貯める際の注意点等も気になりますよね。
今回は、世界が認めるプロフェッショナルFP(ファイナンシャルプランナー)であるCFPの資格をお持ちで、オンラインセミナー等でも登壇されている高橋明香さんに、学資保険と預貯金のメリット・デメリットや、大学入学まで時間が足りない人はどうすればよいのか、お話をうかがいました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。