注意点は2つ
目的別口座は主にネット銀行等で取り扱っています。基本的にアプリで操作を行い、口座があればはじめたいと思ったときにはじめられます。費用ごとに口座を作成するのにさほど時間はかからず、管理もしやすいでしょう。
ただ、ネット銀行では安全性に不安があるという方も多いでしょう。より安全性を高めるためには、生体認証を採用しているネット銀行を利用するといいでしょう。
また、先取り貯金は給料などから先に貯金する分貯まりやすいですが、設定金額によっては赤字になってしまうリスクもあります。先取り貯金をしても、赤字になれば結局貯金から崩すので本末転倒です。
まずは毎月いくらで生活しているのかを把握すること。無理のない範囲で設定額を決めましょう。
これまで思うように貯金が進まなかった方、もっと細かく費用を分けて管理したい方は利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。