ウィズコロナで提唱されている「新しい生活様式」。しかし、そこには当然葛藤があったり、大きな壁が立ちはだかっていたりするものです。そこで今回は、働く男女5人に「新しい生活様式」について感じていることを聞いてみました。

在宅と出社、働き方の変化にまだ慣れない

「『新しい働き方』と言われても、自分の中では迷いしかない」と話すのは、IT企業に勤務する20代のAさん。「自分の会社では基本、在宅勤務が続いているけれど、いま一つ働き方の正解がわからない」と悩んでいる様子。

「週1回くらい必要な用件があれば出社しているけれど、基本は在宅勤務を推奨されているし、会社に行くには何か理由が必要になる。通勤している時間は『なんでこんな思いをして通勤しないといけないんだろう』と思う一方で、出社すると、やっぱり仕事がはかどる」と話します。

「とはいえ、会社に行けばいろんな人に話しかけられて集中力が保てないときもあるし、なんだか在宅勤務がいいのか、出社したほうがいいのか、どちらも中途半端な気がする」とのこと。企業単位でも新しい働き方を模索する中で、自分がより高いパフォーマンスを上げられる仕事のやり方を私たちも模索すべきなのかもしれません。