令和7年3月から運用が始まった「マイナ免許証」。運転免許証とマイナンバーカードが一体化された制度で、すでに全国で86万人以上が保有しています。首都圏を中心に普及が進む中、「どこで、どう手続きすればいいの?」と気になる方も多いかもしれません。今回は、警察庁の最新データをもとに保有者が多い都道府県ランキングTOP10を紹介するとともに、制度の基本、便利な3つの持ち方、具体的な手続き方法までわかりやすく解説します。
1. 「マイナ免許証」活用で得られるメリットとは?
3年前である令和4年「道路交通法」の改正により、今年の3月からはじまったマイナンバーカードと運転免許証の一体化、いわゆる「マイナ免許証」制度。これにより、運転免許証の情報がマイナンバーカードに記録されるようになります。そんな「マイナ免許証」ですが、活用のメリットは主に4つあります。
- 住所変更などが簡略化、市町村への届け出のみで完了
- 優良・一般運転者などの更新時講習がオンラインで受講可能
- 住所地以外での更新の迅速化・申請期間延長
- 免許証と比べて「マイナ免許証」は更新手数料が安い
このように、「マイナ免許証」には便利なポイントがいくつもありますが、具体的にどう持つのかという選択肢も用意されています。