「夏を制する者は受験を制する」という言葉がありますね。未来を切り開くために汗を流す受験生たちにとって、夏休みはまさに勝負の季節です。

その大切な時期を支える保護者のみなさんにとっては「学費」は避けて通れない現実。理系学部、その中でも医療系学部となると、その額は一層の重みを感じますね。

LIMOでは受験生や保護者のみなさんが注目する大学・学部の学費に注目。今回は東京慈恵会医科大学医学部医学科の6年間の学費について、大学データをもとにご紹介します。

それでは、東京慈恵会医科大学医学部医学科を卒業するまでに、いくら必要なのかを見ていきましょう。

※東京慈恵会医科大学医学部は、6年制の医学科と4年制の看護学科の2学科で構成されています。

1. 【2025年度入学】東京慈恵会医科大学医学部医学科「納付金の構成」

 

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出所:東京慈恵会医科大学 入試案内「学費」

出所:東京慈恵会医科大学 入試案内「学費」

東京慈恵会医科大学医学部医学科の納付金の内訳を、1年次と2~6年次に分けてみていきます。

1.1 1年次(年額)

  • 入学金:100万円
  • 授業料:250万円

初年度合計:350万円

 

1.2 2~6年次(年額)

 

  • 授業料:250万円
  • 施設拡充費:130万円

2~6年次(各年次年額):380万円

1.3 別途納付が必要な費用

  • 入学後に学生会経費10万円(在学期間分)
  • 東京慈恵会医科大学医学科保護者会経費21万円(入会金および在学期間分)
  • 4年次に予定されている「臨床実習開始前の共用試験(CBT、OSCE)」の受験料 (2万5000円)
  • 6年次に予定されている「臨床実習終了後の共用試験(Post-CC OSCE)」の受験料(2万円)

別途納付金合計:35.5万円

2. 【2025年度入学】東京慈恵会医科大学医学部医学科「卒業までの6年間の学費」はトータルいくら?

ここまでの数字を計算してみましょう。

  • 初年度納付金+2~6年次納付金+別途納付金=2285万5000円

東京慈恵会医科大学医学部医学科を6年間で卒業した場合、納付金はトータルで2285万5000円でした。

この納付金を準備していく場合、毎月いくら積み立てる必要があるのでしょうか。

3. 【預貯金の場合】毎月いくら積み立てる?

ここでは、「10年」「18年」の、2つの準備期間があったとして考えてみましょう。

3.1 準備期間10年(120カ月)

10年(120カ月)で準備する場合、毎月の積立額は以下の通りです(小数点以下、切り捨て)。

  • 2285万5000円÷120カ月=19万458円

毎月約19万円を積み立てていくとなると、標準的な家庭には至難の業でしょう。では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

3.2 準備期間18年(216カ月)

18年(216カ月)で準備する場合、毎月の積立額は以下の通りです。(小数点以下、切り捨て)。

  • 2285万5000円÷216カ月=10万5810円

生まれた直後から積立を始めた場合でも、毎月約10万5000円が必要となります。

4. 2024年10月から児童手当が拡充へ《大学学費、どう準備していく?》

児童手当制度の概要2/2

児童手当制度の概要

出所:こども家庭庁 成育局 成育環境課児童手当管理室「児童手当制度の概要」

今回は、東京慈恵会医科大学医学部医学科を6年間で卒業した場合にかかる学費について紹介しました。

教育費、とりわけ大学以降にかかる費用には個人差があります。国公立か私立か、何を専攻するか、自宅から通えるかどうかなどは、進路を最終決定するまで分からない場合がほとんどでしょう。きょうだいの数によっても、保護者の負担はだいぶ違ってきます。

我が子の大切な未来を支えるために、教育費の準備は早めにスタートすることが大切です。

2024年10月から拡充される国の児童手当。所得制限がなくなり、支給期間が高校生年代まで延長されるほか、第3子以降の支給額が3万円になります。

こうした支援を上手に活用していくのも良いでしょう。0歳のころからコツコツと積み立てることで、大学の学費という大きな金額を準備していけると良いですね。

預貯金をコツコツ積み立てていく方法の他には、育英年金つきの学資保険や、NISAのつみたて投資枠を活用した資産運用を検討してみるのも一案です。

超低金利が続く今、預貯金以外の方法も視野に入れながら、効率よく確実に準備をしていけると良いですね。

参考資料

LIMO編集部