子猫の保護を試みるも苦戦していたある日、自分から家に来てくれたという猫の「きい」ちゃん。保護から約3年後の、愛らしい成長姿が、Instagramで注目を集めています。
投稿したのは、Instagramユーザーの「@cou51533」さん。
投稿には2024年3月25日時点で7万3000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介します。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. まん丸おめめがかわいい、猫の女の子「きい」ちゃん
「シャカぶんで遊んでる時のきいちゃん 可愛いすぎて… どの顔が1番可愛いか選ばれへん」
そんなコメントとともに写真が投稿されました。写っているのは、元保護猫の女の子「きい」ちゃんです。
まん丸のおめめと、茶トラ柄のボディが印象的なきいちゃん。この日は飼い主さんとおもちゃで遊んでいたようで、夢中になった表情がとってもかわいらしいですね……!
そんなきいちゃんの、気になる子猫時代はというと……?
2. ■「保護猫活動の方に捕獲を依頼していた」が……
2020年9月に保護されたきいちゃん。投稿者さんは当時、家から少し離れた地域を徘徊していたきいちゃん家族を心配し、保護猫活動の方に捕獲を依頼していたといいます。
しかし捕獲は難航し、保護できずにいたといいます。そんなある日、突然投稿主さんの自宅に、ひとりきりでやって来たというきいちゃん。
投稿主さんは慌てて保護したといいますが、きいちゃんは衰弱しきっており、目が開かず声も出ない状態だったそうです。写真からも、きいちゃんの状態が思わしくないことが伝わってきます。
そんなきいちゃんはたくさんの愛を受けて育ち、保護から1カ月後の姿はとっても健康的な印象。「キラキラの瞳」でこちらを見つめる姿が愛らしいです……!
現在の成長姿や表情からも、穏やかな雰囲気が伝わってきます。安心できるおうちで幸せに暮らしていることがうかがえて、逞しい成長ぶりに心が温まりますね。
そんなきいちゃんとの出会いや、普段の様子について、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
3. ■ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。
4. 猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている
4.1 【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む
- 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
- わからない:7.5%
- 手術を受けていない:13.7%
4.2 【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041
- 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
- わからない:4.8%
- 手術を受けていない:39.9%
調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。
5. 不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差
続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。
日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。
- <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
- <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)
個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。
6. 不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう
犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。
また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。
命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。
7. 普段は「アゴ乗せ」が大好きだという、かわいい一面も
さて、投稿主さんにインタビューをしてみました。
――出会いのエピソードを教えてください。
家から少し離れた地域で、きいちゃん家族(母猫、子猫3兄弟)がずっとウロウロしており、保護猫活動の方に捕獲を依頼していました。
しかし、場所を転々としていてなかなか捕獲出来ないでいたところ、 きいちゃんだけがうちの裏の扉の前にいたのです。 慌てて保護しました。 保護した時は、 ねこ風邪やダニにやられて目を開けられず、声も出ていませんでした。とても衰弱して酷い状態でした。
――普段はどのような子ですか?
きいちゃんは人間が苦手のようで、 お客さんが来てもずっと隠れて出てこないことが多いです。私以外の人はまだ警戒しているのか、全然近づかないです。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
きいちゃんはヘソ天や大の字で寝ることがないので、基本あごのせか座って寝て寝るか、丸まって寝ています。
(一緒に暮らす猫の)コウちゃんに甘えたくて、 毛繕いしてあげたくて、そーっと近づきます。でも嫌がられることが多いので、ちょっと可哀想だなと思います。
――自慢のポイントは何ですか?
きいちゃんは本当によく鳴きます。お話しするように、 私に話しかけるように鳴いて、 必死に訴えるように鳴く時もあります。
私の姿が見えないと凄く鳴いて、座るとすぐ膝の上に乗ってきます。私にべったりな、 甘えん坊です。
うちは主人と私のふたりで、子どもがいないので、コウちゃんときいちゃんが子どもみたいな感じです。可愛くて仕方ないです。ふたりとも自慢のねこちゃんです。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
長島 迪子