今年の春は種まきから植物を育ててみませんか。植物の種は数百円で手に入るので、たくさんの苗を育てることができれば、コスパよく植物を育てることができます。

苗ができたら花壇に植えたり、鉢植えにしたりして、いろいろな場所で植物を楽しみましょう。庭や玄関の見た目が豪華になりますよ。

そこで今回は、いまが種まき適期の春まき一年草&多年草を参考価格とともに紹介します。さっそく見ていきましょう!

1. 【ガーデニング豆知識】種まきで気をつけるポイント

種をまいても芽が出ない・・・こんな経験はありませんか?

種が発芽しない理由にはさまざまな要因が考えられますが、「種子の種類」と「水やり」が関係していることがよくあります。これらの原因は簡単に解決できるので、まずはこの2つを対策してみましょう。

1.1 種子の種類

種子には好光性種子と嫌光性種子があります。名前のとおり、発芽には日光を必要とする場合と、しない場合があるので、この性質を知らずに育てると発芽しない原因になります。

例えば、好光性種子なのに土をたくさんかぶせてしまったり、嫌光性種子なのに土を薄くかぶせてしまうと種子の生長を阻害してしまいます。

種子の性質はあらかじめ調べておき、適切な種まきをおこないましょう。

1.2 水やり

発芽しない原因のひとつに種が乾燥してしまうことが挙げられます。種が発芽する際には水がかかせないので、発芽するまでは水やりに気をつけるようにしましょう。

ただし、微細な種の場合は、霧吹きでも種が飛ばされる場合があります。覆土をしない種子などの場合はとくに、底面から給水させる方法で管理するのがおすすめです。

この春こそトライ!「種から育ててみませんか?」(写真はコモンマロウ)

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次では、「種まき適期がまさにいま!」の一年草、多年草をじっくりとご紹介していきます。