2~3月にかけていち早く咲きだし、春が近づいて来たことを教えてくれる早春の花木。この季節に咲く花は明るい黄色の花が多く、待ち焦がれた春の到来に心が浮き立ちます。

冬枯れの野山を散歩していると、木々は着実に春支度を整えていることに気づくでしょう。

今回は黄色のほか、さまざまな色合いの花を咲かせる早春の花木を参考価格とともに紹介します。

1. 黄色の花が咲く花木7選

1.1 マンサク

マンサク/Hamamelis japonica

billysfam/shutterstock.com

まだ寒い時期からほかの花よりいち早く花が咲くマンサク。「まず咲く」という言葉が変化して呼び名になっています。

昔から稲作と深い関りを持ち、花がたくさん咲けばその年は豊作に、少ないと凶作になると言われていました。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

1.2 ロウバイ

ロウバイ/Chimonanthus praecox

Yukikazu/shutterstock.com

ロウバイは中国から日本に伝来。濃厚な甘い香りが魅力で、生け花や庭木として古くからなじみ深い花です。

まるで蝋(ろう)で作ったような質感の花が艶やかで、春の日差しにキラキラ輝く様子が楽しめます。※参考価格:500~600円前後(1本)

1.3 サンシュユ

サンシュユ/Cornus officinalis

milart/shutterstock.com

満開時には木全体がふんわりと優しいイエローに包まれるサンシュユ。数多くの小花が集まって数センチの花房を形成します。

秋には紅葉や真っ赤な赤い実もキレイです。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

1.4 オウバイ

オウバイ/Jasminum nudiflorum

freya-photographer/shutterstock.com

オウバイは香りが強いことでよく知られるジャスミンの一種。長い枝をしなやかにしだれさせ、鮮やかな黄色の花を咲かせます。

強剪定にも耐えるので、盆栽にもよく利用されている花木です。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

1.5 ミツマタ

ミツマタ/Edgeworthia chrysantha

Earth Point/shutterstock.com

細い枝にうつむいて花を咲かせるミツマタ。枝が3つに分かれることが名前の由来で、花からは甘い芳香が漂います。日陰の森林でひときわ明るく輝くように咲く風景がキレイ。

枝は繊維質を豊富に含み、高級和紙の原料としての利用価値があります。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

1.6 シダレヤナギ

シダレヤナギ/Salix babylonica

anmbph/shutterstock.com

シダレヤナギは川沿いの道で街路樹としてよく見かける樹木。細い枝が風に吹かれてソヨソヨと揺れ動く様子がたおやかです。

早春には葉と同時に黄色い穂花が開花します。※参考価格:800~1500円前後(4号鉢)

1.7 キブシ

キブシ/ Stachyurus praecox

HIROSHI H/shutterstock.com

日本原産で雄株と雌株に分かれるのが特徴のキブシ。ブドウの粒のような黄色い花が5~10センチほどの紐状に連なり、遠目に見ると黄色のネックレスのよう。

黒い色素の原料として知られ、江戸時代まではお歯黒のときによく使われていました。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)