〈オススメその3〉花オレガノ

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花オレガノはハーブのオレガノと異なり、観賞用のリーフプランツです。ピンクに色づいた苞が可愛らしく、苞の内側に咲く小花も楽しめます。

茎は大きくなるに連れて徐々に垂れてくるので、花壇の手前に植えると見映えがよくなります。

鉢植えの場合はフラワースタンドなどに置き、やや高いところに配置すると美しく垂れる様子を鑑賞できます。※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)

〈オススメその4〉フジバカマ

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フジバカマは秋の七草のひとつ。古来より日本でも親しまれてきた山野草です。ピンクやホワイトの花を房状に咲かせ、風情あふれる秋の庭を演出します。

鉢植えでも育てられますが、地植えでも簡単に根づきます。やや湿ったところで、適度に日が当たるところで育てるとよいでしょう。※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)

〈オススメその5〉ノコンギク

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楚々とした雰囲気が秋の庭にふさわしいノコンギク。パープルやピンクの花が愛らしく、初心者も育てやすい草花です。
ノコンギクは地下茎で増えるため、グランドカバーにすると一面に花が咲く風景を楽しむことができます。

増やしたくない人は鉢で育てるか、根域制限をして育てるのがおすすめです。※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)

〈オススメその6〉スクテラリア

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パープルやブルーの美しい花を咲かせるスクテラリア。日本に自生するタツナミソウの仲間で、楚々とした雰囲気の多年草です。

園芸品種「ブルーファイヤー」は草丈はやや低めですが、スッと伸びた茎が清々しく、形のよい葉もオシャレです。冬は地上部が枯れますが、春には芽が出てくるので、様子を見ながら世話を続けましょう。※参考価格:600円前後(3号ポット苗)

〈オススメその7〉リンドウ

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日本が原産のリンドウはパープルブルーが美しい多年草。切り花でも見かけますが、庭でも育てることができます。草丈の高い品種なら、カットして室内で楽しむのも素敵ですね。

矮性種のリンドウは他の植物と組み合わせて、株元に植えるのもおすすめです。寒さには弱いので、寒風が吹きつける場所は避けて育てましょう。※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今回は野趣あふれる可憐な花が美しい植物たちを紹介しました。

まだまだ暑い日が続きますが、本格的な秋の訪れに備えて庭で育てる草花の計画を立てておきましょう。多年草なら、一度植えたら、来年も花を咲かせます。

季節が巡り、いつの間にか再び花が咲く姿も楽しみのひとつになります。上手に選んで美しく花咲くガーデンを楽しんでくださいね。

LIMO編集部