貯蓄額の目標を決めるときに参考になるのが、同じ年齢層の人の貯蓄額です。

自分と同年代の人がどれくらい貯蓄をしているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を設定しやすくなるでしょう。

そこで今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。

1. 【60歳代・二人以上世帯】貯蓄100万円未満は何パーセントか

60歳代・二人以上世帯で「貯蓄100万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、60歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。

1.1 【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄100万円未満の割合

  • 6.1%

1.2 【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:1819万円
  • 中央値:700万円

貯蓄100万円未満は1割未満となりました。