新しい年が幕開けし、1年の目標を立てている方もいることでしょう。
年始にはお金に関する目標を立てる方も多いですが、老後に受け取る「年金」について考えたことがある方は少ないかもしれません。
2023年12月25日、最新の年金データが公表されました。
こちらをもとに、現在支給されている「厚生年金」と「国民年金(基礎年金)」の平均月額を1歳刻みで見ていきましょう。
60歳~89歳という年齢別で特徴はあるのか見ていきます。
1. 【年金一覧表】60歳~89歳が受給する厚生年金の平均月額
まずは老齢厚生年金から見ていきましょう。
厚生年金とは、会社員や公務員だった方が国民年金に上乗せして加入する年金です。
納付要件を満たした場合、将来は老齢基礎年金に加えて老齢厚生年金が受給できます。
以下で紹介する年金額には、国民年金の金額も含まれています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)