男の憧れるダウンジャケット
男性はオーバースペックな物に憧れるもの。時計に車にカメラ…そして服。性能全てを発揮するのは難しいけれど、その“余分”がむしろ良い。
今回はそんな男のロマン溢れる、高スペックなダウンジャケットをご紹介。ダウンジャケットに求めるものといえば、暖かさ。素材に特殊な性能があったり、レイヤーを重ねて状況に応じて楽しめたりと、他のアウターとは趣を異にする魅力的な品ばかりです。この先長く愛用できるハイクオリティな一着を見つけてみては?
着膨れしないダウンジャケット
まずは、1859年に創業した老舗ブランドである『PYRENEX』からご紹介。この季節、寒さのあまりつい着込んでしまいがちな方も多いのでは?
こちらの一着はボリュームを抑えたダウン分量で、着膨れすることもなし。運動性能にも優れており、インナー次第で簡単に温度調整ができる逸品です。
フォーマルな場でも対応する万能アイテム
同じく『PYRENEX』から、ミドルレングスのダウンジャケットを。スーツというフォーマルな服装とは真逆のような立場のダウンジャケットですが、こちらはスマートでシンプルなデザインなのでビジネススーツとも相性抜群。
やや大きめなフードは取り外しが可能というのも◎。
ストリートでも大活躍する都会型ダウン
ダウンジャケット特有のボリューム感や、ボテッとしたシルエットを気にしている方も多いはず。『EDIFICE』のダウンジャケットは脇部分が中の膨らみを抑えるような仕様で、裏地はストレッチ性のある素材を使っていたりと、とことんシャープな作りにこだわった一品。
ちょっと肌寒い日でも、ハイネックフードのフロントファスナーをぐいっと閉めれば準備万端。すぐにでも街に繰り出せます。
実績に裏打ちされた日本最高品質ダウン
1956年から現在まで日本南極観測隊へダウンウェアを提供し続けている国内発のダウンウェアメーカー『ZANTER』。驚くほど軽く、柔らかく、そして暖かい、まさに日本最高品質のダウンジャケットです。
「でも、ここ南極じゃないから」と女性に言われてでも着たい、まさに男のロマンが詰まった一品ですね。
軽さと暖かさ、マルチな性能
『MANUAL ALPHABET』が老舗国産ダウンメーカー『NANGA』に別注したこちらのダウンコートの特徴は、そのハイスペックさ。スペックといっても、どの性能もタウンユースをベースに実用性を追求したもの。
ストレッチ性のある素材で動きやすく、インナーポケットや止水ジップなど使いやすいディテールがGood。
もはや寝袋レベルのダウンジャケット
もはや寝袋レベルと書いたのは冗談ではなく、実はこの『CRESCENT DOWN WORKS』は寝袋も生産しているダウンブランド。しかもこちらの一着は、エベレストや北極などの最も過酷な状況に耐えるために作られた最上級モデル。
インナーはTシャツでも大丈夫なのでは…?と思えるほどの安心感を抱かせてくれます。
新鋭ブランドによる次世代型ダウン
2016年よりスタートした新鋭ブランド『WISLOM』のダウンを最後にご紹介。素材に無限の可能性を示すデザイナー藤内裕司氏が作った一着は、なんと雨傘に使用される素材を採用したもの。
収納ポケットも沢山あり、手ぶら好きには嬉しいところ。最先端で人とはかぶらない物をお探しの方はぜひ。
あとがき
もちろん同じ日本でも地域によってその寒さは種々様々。また職業によっても選ぶ基準は変わってきますね。でも「暖かさ」なくしてダウンジャケットを着る意味なし。極寒の中でも快適に過ごせる。その上で、細かいディテールに目を向ければ、スタイルにあった自分だけの最高のダウンジャケットが見つかるのではないでしょうか?
FACY