半導体大手ルネサス、買収した米子会社のブランド統合を発表

2017年12月19日、大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクス(6723)は、今年2月に買収を完了したアナログ半導体メーカーのインターシル社に関して、法人としての統合と新たなブランド方針を策定したと発表した。

インターシルは来年1月1日付けで米国内での統合を完了し、社名はRenesas Electronics America Inc(ルネサス エレクトロニクス・アメリカ)に変更される予定。

この統合により、同社は日本を中心としたこれまでの事業運営から脱却し、地域に捉われずグローバル組織として運営する「One Global Renesas」を企図した真のグローバルカンパニーを目指すとしている。

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また、組織もブランドもルネサスに統合されることで、製品ポートフォリオ、技術、人材の一体化が進むため、今後は顧客ニーズに沿った製品投入の加速が見込まれるとしている。

同社は、2010年4月にNECエレクトロニクスを存続会社としてルネサステクノロジが合併してスタートした。発足当初から数年間は、東日本大震災での被災や、デジタル家電向け半導体の縮小などによる業績悪化に苦しんできたが、現在は事業再編が奏功し、自動車や産業向けを中心に業績は好調に推移している。

今回の発表からは、買収したインターシル社との統合が順調に進展しシナジー効果が発現していくことが期待される。今後は、EV化や自動運転化に対応した製品を継続的に投入できるかに注目していきたい。

LIMO編集部

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