2023年8月6日に開幕した第105回全国高校野球選手権記念大会も残すは決勝をのみとなりました。連日各高校の熱戦が繰り広げられていますが、ネット上では意外なトピックが話題になっています。

それが夏場には欠かせない「日焼け止め」。きっかけになったのは、決勝にも進出する慶応高校(神奈川)の丸田湊斗外野手の談話。日焼け止めと疲労回復を結びつける発言が話題を集めています。

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bee32/iStock.com

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今回の一件からも分かるように、なにげなく使っている日焼け止めについても、実は知らないことは多いようです。株式会社ネオマーケティングが2023年8月21日に発表した「日焼け止めに関する意識調査」によると、「日焼け止めを使用しても日焼けしてしまった経験がある」と回答した人は8割に上りました。

【甲子園でも話題の日焼け止め】調査概要

  • 調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
  • 調査対象:全国の20歳以上69歳以下の男女で、日焼け止めの使用経験有かつ「日焼けしたくない」と回答したユーザー
  • 有効回答数:1000名 
  • 調査実施日:2023年7月12日(水)~2023年7月14日(金)

【甲子園でも話題の日焼け止め】多くの人がスポット的に使用

直近の1年間の「日焼け止め」の使用頻度を問う設問でもっとも多かったのが「紫外線が気になる時期だけ使用している」。47.6%と約半数を占めました。また「屋外レジャーやイベントなど、長時間外にいる時だけ使用している」という回答も17.6%と高く、多くの人がスポット的に使用していることが分かります。年間を通して使用している人は4.9%にとどまりました。

【甲子園でも話題の日焼け止め】塗り直しをしない人が約3割

日焼け止めは一般的に2~3時間おきに塗り直す必要があると言われています。これは屋外で過ごす場合、日焼け止めは汗や皮脂、摩擦により落ちてしまうためです。またクリームやジェルタイプであれば「薄く塗り広げず、何度も重ね厚く塗る必要がある」という見解もあるようです。

しかし、今回の調査では「ある程度の時間経過ごとに塗りなおすようにしている」と回答したのは15.6%で少数派という結果に。もっとも多かったのが「タイミングがあれば塗りなおす」(52.7%)。「1度塗ったら塗りなおすことはない」も31.7%と高い割合を占めました。

【甲子園でも話題の日焼け止め】「SPF、PA」の理解度は低い

日焼け止めを購入するときの指標になるのが、「SPF」や「PA」といった数値です。SPFはUV−Bに対する防止効果を示すもので、数値が大きければそれだけ効果は高くなります。PAはUV-Aに対する防止効果を示すもので、+の数に応じて4段階で表示されています。

今回の調査では「正しく説明できる」と回答したのは9.7%で、「知っているつもりだが、正しく説明できる自信はない」が49.1%。結果からは数字や+が多ければ効果が高いくらいのざっくりとした認識の人が多いことが予測されます。

【甲子園でも話題の日焼け止め】8割の人がやってしまった「失敗」

今回の調査で注目したいのが、約8割が「日焼け止めを使用していたのに日焼けしてしまった経験がある」と回答したことです。この原因は前の設問にもあった「塗り直しをしなかったこと」にあると思われます。

日焼け止めは高い効果を持ったものでも、塗り直しを怠ったり、薄く伸ばし過ぎてしまったり、塗りにムラがあったりした場合は日焼けを防止することはできません。「SPF50」「PA++++」などの効果の高い日焼け止めならば塗りなおす必要はない、と勘違いしてしまった可能性も考えられます。

【甲子園でも話題の日焼け止め】商品を選ぶ基準は?

同じ価格・同じ容量で商品を比較する際に重視するポイントを問う設問でトップになったのは、「日焼け止め効果の数値(SPF、PA)が高いこと」。50.8%という高スコアを記録しました。指標に対する理解度は高くないものの、重要な基準ということは認知されているようです。

2番目に高かったのは「肌にやさしい、敏感肌でも使用できること」。日焼け止めは肌への負担が大きいという認識も広まってきており、「肌へのやさしさ」に考慮する人が増えているようです。

参考資料

大蔵 大輔