ノスタルジックな気持ちになった

大きな話題を呼んだ「半世紀前の漂流物」。

投稿主の@ojikaoriさんによると、この版画板は兵庫県香美町の海岸で拾ったとのこと。

@ojikaoriさんは海岸散策が好きで、この日はかえる島という奇岩を見に行きつつ漂着物ウォッチングを楽しんでいたのだそう。すると海藻などに混じって黒くて四角い小さな板が目に留まり、気になって拾い上げたとのことでした。

また、「新年おめでとう」という文字が浮かんだ時の心境についても伺うと、「何十年もの時を超えてメッセージを受け取ったようでなんともいえないノスタルジックな気持ちになりました」と話してくれました。

その後行方不明になっていたが…

取材の最後、この版画板の現在の状態を伺うと「差出人の素性が気になりましたが調べようもなく、『とりあえず』と他の漂着物コレクションと一緒に雑にしまい込んでしまい、正直どこにあるやら・・。また忘れたころに出てくると思いますがそれこそ数十年後だったりするのかなと」と話していた@ojikaoriさん。

その後、@ojikaoriさんはツイッターにて「さっき別の捜し物してたら出てきました」と報告。数十年後かと思われた版画板との再会は、思ったよりも早く訪れたようですね。

出所:@ojikaori

投稿には「 これで万一差出人が現れても返却できます」というコメントも添えられていましたが、もし本当に差出人が現れたらとっても素敵ですね。

漂流物に注目してみては

いかがだったでしょうか。今回は、ツイッター上で話題になっている「半世紀前の漂流物」を紹介しました。

海岸にはさまざまな漂流物が打ち上げられていますが、中にはこんなロマン溢れる漂流物が紛れ込んでいることもあるようです。

海岸を歩く際には、そんな漂流物にも注目してみるのも楽しいかもしれませんね。

参考資料

小野田 裕太