大学の課題としてぬいぐるみを展示

出所:@____________Hlt

話題となった額縁に詰め込まれたぬいぐるみは、投稿者の@____________Hltさんが通う大学の課題提出で行われる講評会のための作品。

課題文が公開された時は、作品として形にしたいエピソードが頭の中にあった@____________Hltさん。しかしそのエピソードについては、うまく作品として形にすることが難しかったといいます。

そこで考え付いた方法について@____________Hltさんは、「作ったぬいぐるみを額縁にいれて圧迫させそれを飾り、私は全く別のエピソードを話す事でぬいぐるみにどんな意図があるか周りに汲み取ってもらう」という、ぬいぐるみとエピソードを組み合わせた展示方法だったそうです。

「記憶の延命」が作品を通してのテーマ

出所:@____________Hlt

今回の展示を考えるにあたって、「ぬいぐるみ単体だと売り物という印象が強かった」と語る@____________Hltさん。作品として消化させるにはどうしたらいいかを考え、この「むぎゅっと展示」を思いついたそう。

気になるのは作品のテーマですが、@____________Hltさんに聞いてみると、「記憶の延命」というテーマで制作したのだとか。

「この作品に限らず全体を通してテーマとしている事ですが、自分が死ぬ瞬間は嫌なことを考えたくなくて、『あぁ、こんな事があったなぁ。案外楽しかったなぁ』って思いながら死にたくて、その時までの”記憶の延命”をテーマに、まぶたの裏がじんわりあたたかくなるような優しさを意識して制作しています」と、素敵な回答をいただきました。

作品が気になる方はアカウントをチェック

いかがだったでしょうか。

今回はツイッターで話題の、むぎゅっとつぶれたかわいいぬいぐるみについて紹介しました。

制作者の@____________Hltさんは、自身の作品をツイッター上に多数投稿しています。気になった方は、ぜひ@____________Hltさんのツイッターアカウントをチェックしてみてください。

参考資料

小野田 裕太