NPB(プロ野球)の交流戦も前半は拮抗したもので、例年になく面白い状況です。

最後まで楽しめそうですし、この後のペナントレースも盛り上がるといいですね。

定年退職を迎えると、こうした趣味の野球観戦を楽しむというシニアもいます。

そんなシニアを支える年金は、去る6月15日に支給されました。

毎年の年金額が変更されるのは4月からですが、公的年金は後払いのため、4月分、5月分が6月15日に振り込まれます。

すでにお住まいの住所宛に年金額改定通知書も送られてきています。万が一届いていない方は、年金事務所にお問い合わせください。

マイナポータルからも日本年金機構からの通知書を確認することができます。

出所:日本年金機構の通知書を参考に筆者作成

今回は、6月15日から支給開始となった「2023年度」の年金額を解説します。

1. 2023年度の年金額はいくら?

年金額は年額で表記されますが、実際には偶数月の15日に、登録した銀行口座に直近の2ヶ月分(6月であれば、4月分と5月分)が振り込まれます。

年金も会社員の給与などと同じように天引きがあり、国民健康保険や後期高齢者医療保険、介護保険、所得税や住民税などが引かれています。

では、どのくらい年金をもらっているのかですが、国民年金の納付期間や厚生年金は、給与額や加入期間によって違います。

国民年金だけに加入している方は、年額 79万5000円 × 納付月数 / 480月 となります。

免除期間も年金額に反映され、20歳から60歳になる前月までの40年間(480月)全て納付していれば、79万5000円が年金額としてもらえます。

この金額は年金額のため、月額では6万6250円、2ヶ月分の金額では13万2500円ですが、振り込まれる際には先ほどの保険料や税金などが引かれる場合があります。