夏の風物詩といえば、花火大会!昨年までは参加を控えていたため、「今年こそは見に行きたい!」と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

数年間中止を続けていた花火大会のなかには、2023年から再開すると発表したものもあります。ようやく、夏の楽しみが戻ってきたような気がしますね。

そこで今回は、2023年に関西で開催されるおすすめの花火大会を6つ紹介します!

【関西の花火大会】第35回なにわ淀川花火大会(大阪府)

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なにわ淀川花火大会は、平成元年から続く花火大会。地元のボランティアスタッフが会場周辺の企業やお店、住民からの寄付のみで企画から実行までを手掛けている、「手作りの花火大会」です。

淀川の流れに沿って、1時間にわたって花火を打ち上げ続ける景色は圧巻!花火の光が水面にもキラキラと反射し、迫力も2倍になりますよ。

事前予約できる座席は、お弁当・お茶が付いているエキサイティングシート、船から花火を眺められる納涼船などさまざま。チケットの販売は、2023年6月1日より開始しています。

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【関西の花火大会】第48回みなと舞鶴ちゃったまつり(京都府)

みなと舞鶴ちゃったまつりは、京都市北部の舞鶴市で開催している花火大会です。舞鶴弁の愛称「ちゃった(弁)」を冠したお祭りで、昭和50年から続いています。

2023年は舞鶴市市政80周年の記念の年であるため、これまで2日間にわたって開催されていたお祭りを凝縮し、花火に特化したイベントに生まれ変わるとのこと。

数年ぶりに開催されるうえ、花火に重点を置くようになると聞くと、なんだか期待感が高まります。

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【関西の花火大会】浜坂ふるさと夏祭り 花火大会(兵庫県)

浜坂ふるさと夏祭り 花火大会は、兵庫県北部に位置する新温泉町で開催される花火大会です。2023年は100店もの屋台が出店する予定で、多くの人で賑わうことが予想されます。

花火は浜坂港の防波堤で打ち上げられ、見物客は近くの砂浜に座って間近で見上げることができますよ。海・花火・屋台の三拍子がそろっており、一度に夏を満喫できるイベントです。

新温泉町はその名の通り、温泉文化が根付いている町でもあります。温泉付きの宿を予約して、花火大会の後はまったりと過ごすのもおすすめです。

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【関西の花火大会】2023年びわ湖大花火大会(滋賀県)

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びわ湖大花火大会は、10000発もの花火を琵琶湖沿いの広範囲で打ち上げる、大規模な花火大会!2020年以降中止が続いていましたが、2023年に4年ぶりに開催することが決定しました。

60分間に10000発の花火を打ち上げるのですから、単純計算しただけでも毎分170発近く打ち上げることになります。フィナーレに向かって、どんどん花火を乱れ打つ様子には圧倒されますよ。

有料座席の抽選の受付は、2023年6月17日(土)の10時より開始します。カメラ指定席やプレミアS席など、種類もとても豊富です。

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【関西の花火大会】おんぱら祭奉納花火大会(奈良県)

おんぱら祭は、「日本最古の神社」とも言われる大神神社(おおみわじんじゃ)が執り行う夏のお祭りです。おんぱら祭奉納花火大会は、その締めくくりとして行われます。

高さ32.2メートルの大鳥居を背景に、夜空へと打ちあがる花火はなんだか神秘的。下から見上げるのもよいですし、少し離れた場所にある展望台から全体を眺めるのもおすすめです。

当日は、参道沿いに露店や屋台もたくさん出店します。ぜひ、大神神社の本殿の方まで足を運んでみてくださいね。

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【関西の花火大会】南紀白浜花火フェスタ(和歌山県)

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昼間は海水浴場として、多くの人で賑わう白良浜。8月10日(木)の夜だけは、ロマンティックな花火大会の会場に変貌します。

大パノラマのビーチの水平線上に、カラフルな花火が打ちあがる様子は幻想的。市街地の灯りの影響をほとんど受けていないため、花火の美しさがより際立ちます。

南紀白浜は、和歌山県随一のリゾートエリア。あちこちにおしゃれなホテルが建っているので、夏の思い出づくりにぴったりです!

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【関西の花火大会】久しぶりの花火を思いきり楽しんで!

2023年、久しぶりに花火大会に参加しようと思っている人も多いはず。浴衣を着て行こうか、屋台で何を食べようか、どこで花火を見ようか・・・と、早くからワクワクしてしまいますよね。

今回紹介した花火大会のなかには、有料席は事前予約制のものがたくさんあります。先着順であるケースがほとんどなので、気になる方は早めに席を抑えておきましょう。

準備をしっかり整えて、念願の花火大会を思いきり楽しんでくださいね!

参考情報

成瀬 亜希子