数万年の歴史が詰まった氷

出所:国立極地研究所

氷が白く見えるのは、中に含まれる空気が主な原因だそう。南極は寒く、氷が長い間融けずに残っているため、氷が含む空気は数万年前のものということもあるといいます。数万年…途方もない時間です。

塊の段階ではかなり白く見えますが、小さい欠片だと透明で、ぷつぷつとした気泡を確認できるのだとか。

また、氷に直接触れて融かすと、ぱちぱちと気泡が弾ける感触や音を楽しむこともできるといいます。ぜひ一度、手に取ってみたいものです。