【実体験】2階リビングのデメリットとは?

ここでは、埼玉県で戸建住宅を購入した40代夫婦が、2階リビングで感じたデメリットを紹介します。

デメリット1. 1階が不用心になってしまう

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「リビングが2階にあるため、1階の玄関の音が聞こえにくく、不用心を感じることがあります」とご夫婦は言います。

2階リビングでは、2階で家族が過ごすことが多くなります。そのため、1階の防犯対策は念入りにしておくことが大切です。具体的には次のような対策をしておくと良いでしょう。

  • 1階の窓に面格子やシャッターをつける
  • 防犯カメラを設置する
  • 庭に砂利を敷く
  • 人感センサー搭載の照明にする

防犯対策をきちんとしておくことで、泥棒に狙われる可能性が大きく減少します。

デメリット2. 2階への荷物の運搬が大変

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「買い物の食材は、必ず階段を上って2階に運ばなければならず大変です。大きい家具や冷蔵庫などは、業者に依頼しないと搬入できないため、手間がかかります」とご夫婦は言います。

2階リビングでは、ゴミ出しや来客など階段を上り下りする機会が多くなりがちです。

買い物から帰ってきた場合は、食材などを持ったまま階段を上らなければならず、負担を感じやすくなります。

注文住宅の場合は、階段の勾配や踏面の長さなどに注意して、なるべく負担が少ない楽な階段となるように設計すると良いでしょう。

建売住宅の場合は、階段を無理なく上り下りできるか内覧時に確認しておきましょう。