日本ダービーを制したウイニングチケット

ウイニングチケットは1990年生まれの33歳。1993年の牡馬クラシックを争ったビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット、それぞれの頭文字をとって「BNW」と呼ばれた3強のうちの1頭です。

「BNW」はクラシック三冠で1冠ずつを分け合い、ウイニングチケットは日本ダービー(G1)を制しました。同年には弥生賞(G2)、京都新聞杯(G2)も勝利を収めており、通算成績は14戦6勝。

1995年に競争馬を引退してからは種牡馬となり、1999年のフェアリーステークスを制した「ベルグチケット」などを輩出。

その後、2005年からは優駿ビレッジで功労生活を送っています。現在33歳と高齢なこともあり、優駿ビレッジを訪れる競馬ファンからは「チケゾーおじいちゃん」「チケゾー先輩」などと呼ばれているんだとか。