株式会社パーソル総合研究所が2022年9月5日に公表した賃金に関する調査結果によれば、企業の経営層530人に賃上げについて聞いたところ、63.0%が「会社の成長なくして賃上げは難しい」と回答しています。
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出所:株式会社パーソル総合研究所(2022年9月5日公表)
一方で、「賃金アップはコスト増だ」と考える経営層より、「賃金アップは投資だ」と考えるほうが20ポイント以上多いという結果も出ています。
経営層としては会社の成長がなければ賃上げは難しいものの、成長のために賃金アップの必要性を感じているのが本音なようです。
社会保険料や数多くのモノやサービスが値上げされる一方で、平均年収が30年以上変わらない日本。なかなか賃金アップも見込めず、節約の必要性を感じますよね。
「お金持ちは好きにお金を使えていいな」なんて思いますが、実は日頃からお金持ちは余計なお金を使わないものです。
以前証券会社に勤めていた筆者が感じた、富裕層はやらないお金の使い方をご紹介します。
富裕層はやらない「日々のお金の使い方」6つ
富裕層が日常的に行わないお金の使い方は次の通り。
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出所:筆者作成
一つずつみていきましょう。
まず、富裕層はブランドもので身を固める印象がありますが、実際にはパッと見て富裕層とはわからないくらい普通の格好をしている方が多いものです。
富裕層は質や機能性が良いもの、長持ちするものを好んでおり、見栄のためにブランド品や流行品を身にまとうということはありません。見栄のためにお金を使うことがないのが富裕層です。
それは食事に関してもで、健康を意識した質素な食事を好みます。
体はすべての資本であること、病気がいかに仕事やお金に負担を与えるかを知っているため、普段の食卓は意外と質素です。
富裕層は買い物の仕方も工夫する
ポイ活やクーポンの活用、まとめ買い、安く利用できる店舗や金融機関の比較などは「めんどくさい」「少額だから気にしない」方も多いでしょう。
意外ですが富裕層はこういった情報に強く、ポイ活やまとめ買いをしたり、安く買えるお店を選んだり、手数料の安い金融機関を探したりと、生活コストを落とすための工夫を行います。
たった数百円、数千円のことだと思いますが、長期でみれば数十万円、数百万円にもなるもの。
富裕層はムダな出費を極力削ぎ落とし、余裕ができたお金で投資などをおこない将来に向けて資産を増やしたいと考えます。
「コストを下げる」ことと「お金を増やす」ことに興味が強い方が多く、日々情報収集をしたり、頻繁に友人などと情報交換したり、プロにも相談しながら積極的に資産を増やすことを考える方が多いのです。
まとめにかえて
富裕層がやらないことを見て、意外とケチだと感じた方もいるでしょう。中には羽振り良くお金を使う方もいますが、多くの方は割と堅実で、ケチと言えるほどお金にこだわる方も多いように感じます。
急激と思えるほど数多くのモノが値上げされていますが、残念ながらすぐに賃金アップは見込めません。
とはいえ時間は待ってはくれず、現役世代は生活費や住宅ローンを払いながら教育費を準備し、老後に備える必要性が増しています。
収入・支出ともにすぐの変化は見込めないからこそ、自分でできる対策をとる必要があります。今回の内容を参考に「ケチ」といわれることも多い富裕層のお金の使い方を真似るのもいいでしょう。
見方を変えれば、今回の値上げはこれまで正面から向き合ってこなかった「お金」について、具体的に考えるようになった良いきっかけとも言えます。これまでのご自身のお金の使い方について、見つめ直してみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
