インテリアに潤いと癒やしをもたらしてくれる観葉植物。観葉植物は生育環境が整えば、元気にすくすく生長する植物です。

観葉植物が元気に育ち、見ための美しさを保つためには定期的な植え替えも必要。植え替えを怠ると大切な観葉植物が弱ってしまうかもしれません。

今回は観葉植物の植え替えについてポイントや方法、手順を紹介します。

観葉植物の植え替えのポイント

順調に育っていた観葉植物が最近元気がない、生長のスピードも落ちてきた…。もしかすると、それは植物のSOSかもしれません。

水やりや施肥、日当たりの確保など、生育条件が整っているのであれば、植え替えをすると元気を取り戻す場合があります。

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植え替えは、鉢植えで育てている植物には数年に1回ほど必要な作業。植え替えをする前にポイントを確認しておきましょう。

土の入れ替え

土は年月が経つと粒が崩れて粉々になり、固まって水や空気を通しにくくなります。植え替え時に新しい土と入れ替えて、植物の生育環境を改善する必要があります。

新しい培養土には肥料もあらかじめ入っています。土は植物が根をおろし、生きるための土台となるもの。数年に1回は替えてあげるようにしましょう。

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根の手入れ

鉢の中にある根の状態は、植え替えるときでないとわかりません。鉢いっぱいに根が張って根詰まりを起こしていないか、水のやり過ぎで根腐れしていないか、植え替えのときに確認しましょう。