その5:血統を理解して楽しむ
血統については勉強が必須となってきます。競馬は血統と言われるくらい重要な要素です。
血統は、父、母の現役時代を知っていると、血統の奥深さ、魅力がわかるようになってきます。
また、自分が好きだった馬から大物が出た時は、なんともいえない感慨深さを感じると思います。
ちなみに、2021年の日本ダービー(東京優駿)で2着になったエフフォーリアは、父がエピファネイアで、その祖父がシンボリクリスエスです。実はこの2頭、現役時代は共にダービー2着です。
シンボリクリスエスは2002年5月26日の日本ダービーで2着、またエピファネイアは2013年5月26日の日本ダービーで同じく2着。
さらに加えると、母の父はハーツクライ。こちらも2004年5月30日の日本ダービー2着となっています。
このように血統だけをみてくると、エフフォーリアはダービー2着の血統といえることもできます。もっとも、レース自体は血統だけで決まらないことも多いので、こうした点も考慮することができること自体が面白いといえます。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。