その5:血統を理解して楽しむ

血統については勉強が必須となってきます。競馬は血統と言われるくらい重要な要素です。

血統は、父、母の現役時代を知っていると、血統の奥深さ、魅力がわかるようになってきます。

また、自分が好きだった馬から大物が出た時は、なんともいえない感慨深さを感じると思います。

ちなみに、2021年の日本ダービー(東京優駿)で2着になったエフフォーリアは、父がエピファネイアで、その祖父がシンボリクリスエスです。実はこの2頭、現役時代は共にダービー2着です。

シンボリクリスエスは2002年5月26日の日本ダービーで2着、またエピファネイアは2013年5月26日の日本ダービーで同じく2着。

さらに加えると、母の父はハーツクライ。こちらも2004年5月30日の日本ダービー2着となっています。

このように血統だけをみてくると、エフフォーリアはダービー2着の血統といえることもできます。もっとも、レース自体は血統だけで決まらないことも多いので、こうした点も考慮することができること自体が面白いといえます。