オリーブの木の肥料

2月に寒肥として有機肥料、6月、10月に化成肥料を上げるとよいでしょう。

オリーブの木専用の肥料も販売されています。

どの肥料を選べばよいかわからない場合はこのような肥料を使用すると便利です。施肥の時期も箱に記載されているので、指示に従って使えばよいのでわかりやすいですね。

オリーブの木の剪定

基本的にオリーブは自然樹形を楽しむ木です。特段、剪定をおこなう必要はありません。

ただし枝が密生した場合などは、風通しを良くして病害虫の発生を防ぐためにも、整枝をおこないましょう。枯れた木や小枝、光が届きにくい枝なども適宜、間引きます。

室内で育てる場合、適度な温度であれば一年中成長するので適当なところで切り戻してサイズを維持します。

支柱を立てると、切らなくてもある程度樹形をコントロールすることもできます。

「伸びたら切る」を繰り返したり、強剪定をすると結実しなくなる可能性があるので注意しましょう。

オリーブの木、育てるときの注意点は?

害虫や病気

オリーブがかかりやすい病気や食害の被害に遭いやすい虫は以下のとおりです。

  • 病気:炭そ病、梢枯病など
  • 害虫:オリーブアナアキゾウムシ、ハマキムシなど

これらの病気や害虫は観察を怠っていると、あっという間に葉や株全体に広がってしまいます。外に出している時は被害に遭いやすいので特に注意が必要です。

オリーブの木の管理

基本的にオリーブは陽当たりのよい場所を好みます。室内で育てる場合は日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

室内で元気が無くなるようだと、適した環境ではないかもしれません。一度陽当たりのよい外やベランダに出してみて様子を見てください。

耐寒性は普通程度にありますが、極端に寒い地方の場合は鉢植えにすると室内に移動ができて便利です。

まとめにかえて

秋はオリーブの木を比較的手に入れやすい時期です。

育てて見たい人はホームセンターや規模の大きい園芸店でぜひ探してみてください。かわいらしい小ぶりのものだと大きく育てる楽しみもあります。ぜひチャレンジしてみてください。

参考資料

LIMO編集部