植物をつたわせるためのネット
「100均」やホームセンター等で手に入ります。
自分が欲しいサイズのグリーンカーテン用のネットや園芸用ネットを用意しましょう。
ビニール製が主ですが、枯れた植物と一緒に処分できる麻紐性のものもあります。
値段は張りますが、ステンレス等金属製の立てかけるタイプも便利です。
物干し竿と支柱(ロープ)
ネットが植物の重みで落ちないよう、上部をしっかりと固定する必要があります。
この時に、ネット上部を通す物干し竿と、軒下やひさしに固定するための丸金具やS字フックは必須です。
ワイヤーを使って固定する方法もあります。
また、ネットのたわみを防ぎピンと張った状態をキープするため、両端を支柱で固定する必要があります。
場合によってはロープを上下に通し固定し、ネットの張りを固定することも必要でしょう。
基本的なグリーンカーテンの育て方
種から育てる場合、手間と時間はかかりますが、一袋で多くの苗ができるのでコスパの良さは圧倒的です。
種は種類も多く早い時期から店頭に並ぶので、好きな植物を選びやすいメリットもあります。
種がうまく発芽しなかったり、発芽しても上手に育たないこともありますが、その分成長した時の感動はひとしおです。
種はプランターに直播する方法もありますが、ポットである程度育てて苗にしてから植え付ける方法がおすすめです。
ポットで種を育てる時は、赤玉土や育苗専用土を推奨します。
苗の場合は、育った苗を植え付けるだけなので初心者や忙しい人におすすめです。
種よりも割高にはなりますが、種ほど手間はかからないのが大きなメリットです。
実物を見て苗を選ぶ際は、葉の色が濃く節目の間隔が狭い、茎の太い苗を選びましょう。
デメリットとしては、苗は植え付け適期に店頭に並ぶためタイミング次第で育てたい植物が手に入らない場合もあります。
お目当ての植物があるなら事前のリサーチは欠かせません。
近隣の店舗で見つからない場合は、ネットショッピングも活用してみましょう。
種が発芽してある程度成長したら、20㎝程度の間隔で植え付けをします。
買ってきた苗の場合も同様です。定植後は、苗が土になじむようたっぷりと水をあげましょう。
成長して茎が伸びてきたら、ネットに絡むように誘引しましょう。適宜、麻紐などでゆるめに固定すると管理が楽です。
茎が絡んでいく過程を見ながら、理想の形に近づけるため少しずつ軌道修正していきます。