業種別「賞与」ランキング(男性編)

1位:金融業,保険業(192万円)
2位:電気・ガス・熱供給・水道業(154万1,000円)
3位:情報通信業(129万円)
4位:学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業(125万2,000円)
5位:製造業(123万9,000円)
6位:複合サービス事業(104万円)
7位:建設業(78万3,000円)
8位:卸売業,小売業(77万2,000円)
9位:不動産業,物品賃貸業(70万6,000円)
10位:医療,福祉(65万5,000円)
11位:運輸業,郵便業(62万1,000円)
12位:サービス業(60万円)
13位:農林水産・鉱業(42万7,000円)
14位:宿泊業,飲食サービス業(33万3,000円)

業種別「賞与」ランキング(女性編)

1位:電気・ガス・熱供給・水道業(135万5,000円)
2位:金融業,保険業(88万5,000円)
3位:情報通信業(73万7,000円)
4位:学術研究,専門・技術サービス業,教育,学習支援業(72万9,000円)
5位:複合サービス事業(61万2,000円)
6位:医療,福祉(53万7,000円)
7位:製造業(53万1,000円)
8位:建設業(39万8,000円)
9位:運輸業,郵便業(34万9,000円)
10位:サービス業(27万1,000円)
11位:卸売業,小売業(25万6,000円)
12位:不動産業,物品賃貸業(25万1,000円)
13位:農林水産・鉱業(25万円)
14位:宿泊業,飲食サービス業(8万8,000円)

TOP3は給料と大きく変わりませんが、男性は1位が「金融業,保険業」となっています。成果主義の面が強い業界なのかもしれませんね。男性は190万~30万円台、女性は130万~8万円台となっています。男女ともに最下位は「宿泊業,飲食サービス業」で、とくに女性は10万円に達していません。

コロナ禍の影響を考えると…

2019年の民間の会社員の平均給与は、前年比で減少してしまいました。2020年はコロナ禍の影響が大きく出てきます。もっと減少してしまうのか、それとも…?気になるところです。業種別では「宿泊業,飲食サービス業」「サービス業」の給料・手当、賞与の低さが目立ちます。そして、コロナ禍でもっとも影響を受けている業種ともいえます。業種による賃金差が拡大してしまうのでしょうか。またあまりランキング上位にはいませんが、「労働力調査」で就業者数が増加傾向にある「不動産業,物品賃貸業」の今後の給料についても注目です。(参考記事:「コロナ禍なのに増加?!「働く人」がもっとも増えた業種1位とは」

参考

「令和元年分(2019年)分民間給与実態統計調査」国税庁

尾藤 ちよ子