緊急事態宣言のときの経験をもとに
それでは、うだるような暑さのお盆休み、みなさんはいったいどのように過ごす予定なのでしょうか。今年は春の緊急事態宣言の際にかなりの人が長期間自宅で過ごしました。その際「普段できないことを家でしてみよう!」と新しいことに挑戦した人もたくさんいたようです。ただ、「意気込んだけれど実際はうまくいかなかった・使わなかった」ものもたくさんあるようです。
・「休校中、子供とクッキングを極めよう!とホームベーカリーを購入しました。最初は喜んで付き合ってくれた子供たちでしたが、飽きるのも早く3回目にはすでに私一人の作業に。そしてパン用に買った強力粉が在庫として残り…。今回も家庭科のネタにでもならないかと子供に声をかけましたが、『スーパーが開いてるんだから買えばいいじゃん』なんて言われてしまい、場所をとるホームベーカリーだけが残っている状態に。もうあきらめて材料は購入しないつもりです」
・「緊急事態宣言のときは子供の学習がどうなるか不安で、教育系の会社から出された無料のプリントを片っ端から印刷しました。でも、学校から休校中にやるべき課題が出されると、子供はそちらで手一杯に。『せっかく印刷したんだからやってみない?』と声をかけましたが、課題の量がそこそこあったようでそんな余裕はないと断られ、大量のプリントが空しく残りました」
子供を退屈させてはいけない、なにか経験させてあげたいという気持ちがはやり、空回りしてしまった親御さんも多かったようです。今回、例年より短い夏休みは一学期が短かった分宿題なども多く出されることでとてもプラスアルファまで手が回らない子供もいるかもしれません。結果、親が思うほど暇を持て余さず過ごすことになる可能性も十分ありえます。