海外のSNSでは、犬や猫などの動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

LIMO編集部が今回取り上げるのは、動物保護の話題を発信している海外のユーザーのInstagramアカウント@pawforacause4の投稿。

建設現場でほとんど動けない状態で見つかった子犬「スカイ」が、日々の世話を受けて回復し、優しい母親と兄弟のいる家庭で幸せに暮らすようになるまでの様子が紹介されています。

執筆時点で7769回再生、約1166件のいいね!を記録した本投稿から、特に胸を打つシーンと、SNSに寄せられた反響をお届けします。

また記事中では、公的な統計をもとに、家庭でペットにかかっているお金についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【建設現場で見つかった子犬】動けないまま、静かな悲しみを宿した目をしていた

赤いタオルにくるまれ、男性に抱きかかえられて保護された当時のスカイ1/6

赤いタオルにくるまれ、男性に抱きかかえられて保護された当時のスカイ

出所:@pawforacause4

投稿の動画は、「この小さな子犬は、誰かが迎えに来るとは思っていなかった…」というテロップから始まります。キャプションによると、スカイが建設現場で見つかったとき、その体はほとんど動かない状態でした。まなざしには静かな悲しみが宿り、まるで「誰も来てくれない」「このまま忘れ去られるのだ」と受け入れてしまったかのようだったと表現されています。

動画内のテロップでは、スカイは建設現場に放り出され、痛みで一晩中泣いていたと説明されていました。また、「私は彼女をスカイと呼ぶことにした」とあり、小さな体は形がゆがんでしまっていたとも紹介されています。詳しい経緯や、保護にあたった人物・団体の詳細は、投稿からは分かりません。なお、キャプションの末尾には、元のストーリーの提供元として@lil_skye_walkerの名前が記されています。

2. 【家族を得た現在】ベッドで眠り、庭で兄弟と遊ぶ毎日へ

玄関先で兄弟とみられる犬と並んで立つスカイ2/6

玄関先で兄弟とみられる犬と並んで立つスカイ

出所:@pawforacause4

キャプションによると、保護後は日々スカイの回復を支え、体力を取り戻させながら、もう一度人を信じられるよう手助けしてきたといいます。そして「自分の家庭を持つ価値がある」と信じることをやめなかったとも綴られています。

現在のスカイは、「素晴らしいママ」と兄弟に思いきり甘やかされながら、愛情たっぷりの日々を過ごしているそうです。テロップでは、スカイには自分だけの兄弟がいて、ママは自分のベッドで寝ることを許してくれていると紹介されました。さらに、回復を経て再びしっかり歩けるようになったことや、スカイが庭と、兄弟と遊ぶことが何より好きだという内容も伝えられています。

庭の芝生で兄弟とみられる犬と遊ぶスカイ3/6

庭の芝生で兄弟とみられる犬と遊ぶスカイ

出所:@pawforacause4

キャプションでは、スカイは「世界は怖い場所ではない」と少しずつ学んでいるところで、それは「ようやく安全になったから」だと綴られています。建設現場で一匹きりで待っていた子犬が、愛情のない日をひとつも過ごさずに済むようになった、とも表現され、「彼女の幸せな日々は始まったばかり」という言葉で締めくくられています。動画の最後には「彼女にふさわしい完璧なハッピーエンド」というテロップが添えられていました。

コメント欄では

  • 「かわいそうに。助けてくれて本当にありがとう!!」
  • 「この天使を救ってくれてありがとう」
  • 「この小さな子が大好き。迎え入れて、最高の人生を送れるようにしてくれてありがとう」

など、スカイを救った人々への感謝や、幸せな姿を喜ぶ声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチしていて最も心に残ったのは、キャプションの最後にある「どんな命にも、立ち去らない誰かがいてほしい」という趣旨の言葉でした。建設現場に放り出され、誰も来ないと思っていたかもしれない小さな子犬が、いまは庭で兄弟と遊んでいる。その落差を映像で見せられると、保護という行為が一匹の暮らしを根本から変えうることを実感します。もし道端や工事現場などで弱っている動物を見かけたら、無理に自分だけで連れ帰ろうとせず、まずは近くの動物保護団体や動物病院、自治体の窓口に相談してみてください。落ち着いて状況を伝えることが、その子の命をつなぐ確実な一歩になります。また、迎えたあとの暮らしを支えるのは、愛情だけでなく日々のお金でもあります。記事の末尾では、公的な統計をもとに家庭のペット関連の支出を紹介していますので、これから家族を迎えようと考えている方は、暮らしのイメージを描く参考にしてみてください。この記事でいちばん伝えたいのは、救われた命が見せる穏やかな日常のかけがえのなさです。

4. 公的統計で見る、ペットにかかるお金。家庭の年間支出はいくら?

保護された犬や猫を迎えることを考えたとき、気になるのが毎年のお金です。公的な統計では、一般の家庭がペットにどれくらい支出しているのでしょうか。

総務省統計局の「家計調査」(二人以上の世帯)によると、2025年の1世帯当たりの年間支出は、ペットフードが1万1170円、動物病院代が1万42円、「ペット・他のペット用品」が6231円、「他のペット関連サービス」が4721円でした。前年の2024年は、ペットフードが9957円、動物病院代が9572円で、どちらも増えています。この統計は、ペットを飼っていない世帯も含めた1世帯当たりの平均額で、飼い主だけの支出ではない点には注意が必要です。

平均額には飼っていない世帯も含まれるため、飼い主の実際の負担は、これより大きいと考えられます。迎える前に、毎年の支出の目安を考えておくとよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 「7つの小さな命が隠れていました」モスクワの排水管で寒さに耐えていた子犬たち、1匹ずつ救い出され新たな暮らしへ…感謝の声が寄せられる

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5.2 「もう居場所を迷うことはありません」預かり先でそのまま家族になった元保護猫に祝福の声

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@puppykittynycityさんがInstagramに投稿した、猫のヌートロの“フォスターフェイル”報告をご紹介します。車にはねられたとみられ、顔面麻痺と視力障害を抱えてやってきたヌートロは、預かり先でそのまま家族になり、犬の“妹”という親友もできました。投稿には祝福のコメントが寄せられています。

5.3 「946日たっても、応募は1件もありません」穏やかな表情で家庭を待つ年配の黒猫に「迎えたい」の声

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@puppykittynycityさんがInstagramに投稿した、家庭を待ち続ける年配の黒猫の動画をご紹介します。動画には「946日」という日数が全編にわたって表示され、コメント欄には海外から「迎えたい」「もっと近くに住んでいたら」といった声が寄せられました。あわせて、犬・猫の年間支出についても解説します。

参考資料