犬や猫などの動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子が、海外のInstagramで数多く紹介され、注目を集めています。

LIMO編集部が今回取り上げるのは、海外で動物保護に取り組む投稿主さんのInstagramアカウント@pawforacause4の投稿。

投稿によると、濡れた階段に置き去りにされた小さなコーギーの子犬は、側溝や車のタイヤの下でお腹をすかせて過ごしているところを投稿主さんに見つけられ、家に迎えられたといいます。

5515回再生、約375件のいいね!(執筆時点)と注目を集めた本投稿。ここでは、心を動かされるシーンやSNSでの反響をまとめます。

また記事中では、公的な統計をもとに、家庭でペットにかかっているお金についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【置き去りにされた子犬】濡れた階段から側溝へ、空腹のままさまよう

排水溝の格子に鼻先を近づけ、食べ物を探す子犬1/7

排水溝の格子に鼻先を近づけ、食べ物を探す子犬

出所:@pawforacause4

投稿主さんは、小さなコーギーの子犬が飼い主を追いかけて走り、転んで鳴き声をあげても、そのまま立ち去られてしまう様子を見ていたといいます。濡れた階段にひとり残された子犬は、側溝に迷い込み、食べ物になりそうなものを探してさまよっていたそうです。排水溝の格子に鼻先を近づけて探し回る体はとても痩せ細り、小さな体は絶えず震えていたと紹介されています。

車のタイヤのそばで、不安そうな表情を見せる子犬2/7

車のタイヤのそばで、不安そうな表情を見せる子犬

出所:@pawforacause4

その後、子犬は車のタイヤの下に隠れているところを見つかりました。大きな耳を震わせ、悲しそうな目をして、毛は絡まり、寒さの中でひとりぼっちでいたといいます。投稿主さんは「見過ごすことはできなかった」として、子犬を家に連れて帰ることを決めました。

2. 【保護後の子犬】点滴とミルクで体力を取り戻し、今は投稿主さんのあとを追いかける

スプーンでミルクを飲ませてもらう子犬3/7

スプーンでミルクを飲ませてもらう子犬

出所:@pawforacause4

保護された子犬はひどい栄養不足で、自力で食事をとれないほど弱っていたといいます。獣医師は点滴を行い、投稿主さんはおやつを指先で与え、ミルクもスプーンで飲ませました。子犬は次にいつ食べられるのか分からないかのように、すごい勢いで飲んでいたと紹介されています。

おやつを前に、体を伸ばして立ち上がろうとする子犬4/7

おやつを前に、体を伸ばして立ち上がろうとする子犬

出所:@pawforacause4

少しずつお腹が丸くなり、いつ以来か分からないほど久しぶりに満腹になった子犬は、スリッパの中でお尻を突き上げたまま、ぐっすりと眠ったそうです。日がたつにつれて力強く、明るく、大胆になり、今では遊んだり、おやつをもらうために後ろ足で立つ練習をしたりしているといいます。どこへ行っても投稿主さんの後を追いかけてくるようになり、投稿は「かつては去っていった人を追いかけた子が、今は決して手放さない人を追いかけている」という言葉で結ばれています。

コメント欄では

  • 「かわいそうに。助けてくれてありがとう」
  • 「この子がずっと一緒にいられる家族に出会えていますように!」
  • 「私なら車を止めて、この子を連れて帰っていたと思う」

など、子犬を気遣う声や、保護した投稿主さんへの感謝の声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチして印象に残ったのは、「ひどい栄養不足で、自分では食べられないほど弱っていた」子犬が、点滴、指先で与えるおやつ、スプーンのミルクという小さな積み重ねを経て、少しずつお腹を満たしていったという経過でした。劇的な出来事だけでなく、毎日の食事とそばで見守る時間こそが回復を支えるのだと、あらためて感じさせられます。もし道端で弱っている子犬や子猫を見かけたときは、自己判断で食べ物を与えたり連れ帰ったりする前に、まず近くの動物病院や動物保護団体に相談することが、命をつなぐ確実な一歩になります。この子犬は今、少しずつ力強さを取り戻し、投稿主さんの後を追いかけて走る日々を送っているとのことです。この記事を通じて一番お伝えしたいのは、置き去りにされた小さな命も、周りの人の手と時間によって、安心して笑顔を見せられる日が来るということです。そして新しい家族を迎えるときは、気持ちだけでなく、これからの暮らしを支える費用についても事前に知っておくことが大切です。子犬がこれからも健やかに成長していくことを願っています。

4. 公的統計で見る、ペットにかかるお金。家庭の年間支出はいくら?

保護された犬や猫を迎えることを考えたとき、気になるのが毎年のお金です。公的な統計では、一般の家庭がペットにどれくらい支出しているのでしょうか。

総務省統計局の「家計調査」(二人以上の世帯)によると、2025年の1世帯当たりの年間支出は、ペットフードが1万1170円、動物病院代が1万42円、「ペット・他のペット用品」が6231円、「他のペット関連サービス」が4721円でした。前年の2024年は、ペットフードが9957円、動物病院代が9572円で、どちらも増えています。この統計は、ペットを飼っていない世帯も含めた1世帯当たりの平均額で、飼い主だけの支出ではない点には注意が必要です。

平均額には飼っていない世帯も含まれるため、飼い主の実際の負担は、これより大きいと考えられます。迎える前に、毎年の支出の目安を考えておくとよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 骨折したまま庭に横たわり、朝から夕方まで動けなかった犬を保護 費用の壁で手術が難しいなか、団体が自分たちのセラピーで回復を目指す

            骨折したまま庭に横たわり、朝から夕方まで動けなかった犬を保護 費用の壁で手術が難しいなか、団体が自分たちのセラピーで回復を目指す    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@jambidogloverさんがTikTokに投稿した、真夜中にはねられて動けなくなり、骨折した状態で団体のケアを受けている犬「キスミス」の様子をご紹介します。手術が難しいなか、団体は自分たちでセラピーに取り組んでいます。動画には、室内の床で脚を伸ばして過ごす姿も映ります。コメント欄には、回復を祈る声が相次いでいます。

5.2 「今日、ヤニクは歩き、走っている」道路脇で動けずにいた犬が立ち上がるまでの日々に、さまざまな言語で感謝の声

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5.3 「7つの小さな命が隠れていました」モスクワの排水管で寒さに耐えていた子犬たち、1匹ずつ救い出され新たな暮らしへ…感謝の声が寄せられる

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@PetsInLoveさんがYouTubeに投稿した、モスクワの工業地帯にある排水管の奥で、氷点下の寒さに耐えていた、生後6~8週ごろの7匹の子犬の保護の記録をご紹介します。食べ物とぬくもりを運び続けて少しずつ信頼を築き、1日のうちに7匹すべてを救い出すまでの過程に、コメント欄でも感謝の声が相次いでいます。

参考資料