家で野菜を育てるのって、本当にお得なの?
特に、室内でライトを当てて育てる水耕栽培なら、電気代も肥料代もかかります。
「それならスーパーで買った方が安いんちゃう?」
そんな素朴な疑問に、実際の数字で答えた動画が話題に。
投稿したのは、Instagramアカウント「@baw_saien」のばうさん。
会社員として働きながら、庭とプランターで野菜を育てて8年目。
「スーパーで買わなくてよくなった野菜」を毎年ひとつずつ増やすことを目標に、これから家庭菜園を始める人に向けて発信しています。
今回の動画の「いいね!」は550件以上(執筆時点)と、多くの人に注目されています。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 【家庭菜園】「レタス、最近買ってない」
動画に映るのは、ライトの下で大きく葉を広げたレタス。
テロップには「レタス、最近買ってない」の文字。
よく見ると、育てている容器はペットボトルです。
土を使わず、水と液体肥料で育てる水耕栽培なら、室内のちょっとしたスペースでも野菜づくりができます。
2. 「ライトの電気代を考えると、コスパ的にどうなの?」
きっかけは、以前の動画に寄せられたコメント。
「電気代を考えるとどうなのか」という疑問でした。
実はばうさん自身も、最初はそこが気になっていたそう。
室内の水耕栽培では、日光の代わりに植物育成用のライトを長い時間つけっぱなしにします。
レタスが育つころには電気代がかさんで、結局は買った方が安かった…となっては本末転倒。
家庭菜園をしている人なら、一度は頭をよぎる疑問ではないでしょうか。
3. 9月に5株まいて、1回の収穫でこのボリューム
種をまいたのは9月22日ごろ。
ペットボトルで5株を育て、今では透明なボトルの中に白い根がびっしり伸びています。
1回の収穫で採れるのは、お皿に山盛りになるほどの量。
みずみずしい葉が、手のひらからあふれそうです。
4. ライトの電気代は「月300円ちょっと」
では、気になる電気代は?
ばうさんが使っているのは、25Wのライト。
これを1日16時間つけて、電気代は月300円ちょっと。
投稿によると、だいたいレタス1玉分くらいの金額だそう。
1か月に採れる量を考えると、思ったより負担は小さいと感じる人も多いのではないでしょうか。
5. 液体肥料は1800円、500倍に薄めて長く使える
もうひとつの費用が、液体肥料。
ばうさんが使っている液体肥料は1800円で、少し高く感じるかもしれません。
ただし、500倍に薄めて使うため、2Lの水に対して小さな計量カップにほんの少し。
1本あれば当分もつとのこと。
なお、ライト本体の3980円は別で、その分の元を取るのはまだ先だと正直に明かしています。
それでも、1年中レタスを買わずに済むなら――。
ばうさんの答えは「うちは充分元取れてる」。
動画の最後には、採れたてのレタスをたっぷり添えた食卓が映っていました。
「買った方が安いのでは?」という疑問に、毎月の電気代と肥料代を正直に示して出した結論。
初期費用はかかっても、日々のコストは小さく、季節を問わず採れたてのレタスが食べられる。
室内の水耕栽培を始めてみたい人にとって、判断の材料になりそうな動画でした。
ぜひ動画を見てみてくださいね。
@baw_saienさん、掲載のご許可をありがとうございました!
6. 著者のコメント
実際の金額が月300円ちょっとと聞くと、ぐっと身近に感じられます。
ライト本体の代金はまだ回収途中と正直に伝えているからこそ、「充分元取れてる」という言葉にも説得力がありました。
7. レタスへの支出は1世帯当たり年2703円
ここからは記事の話題にちなんで、レタスと園芸用品にかけるお金を見てみます。
総務省統計局の家計調査によると、2025年の二人以上の世帯における「レタス」の年間支出は1世帯当たり2703円。
購入数量は5810gで、100g当たりの平均価格は46.52円です。
購入頻度は100世帯当たり年1695回で、1世帯当たりに直すと年17回ほどの計算に。
一方、「園芸用品」の年間支出は1世帯当たり4780円。
都市の規模別では、大都市が3142円なのに対し、小都市B・町村は7653円と約2.4倍に上ります。
都道府県庁所在市・政令指定都市別で最も多いのは水戸市の9097円、最も少ないのは大阪市の1292円でした。
住んでいる地域や住まいの環境によって、園芸にかけるお金にも違いがあるようです。
参考資料
- @baw_saien
- ばう(@baw_saien)Threads
- 総務省統計局「家計調査 家計収支編 2025年 第4-1表 都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり支出金額,購入数量及び平均価格(二人以上の世帯)」
長島 迪子
