海岸を歩きながら、流れ着いた貝殻やガラス片などを探して拾い集める「ビーチコーミング」。特別な道具がなくても始められる趣味として、楽しむ人もいます。

現在SNS上では、そんなビーチコーミングがきっかけで集め始めたという、古い薬瓶の写真に注目が集まっています。

@zaka_mitubaさんが投稿した当ポストは、執筆時点で3万2000回表示されています。

そこで、LIMO編集部は話題の@zaka_mitubaさんに取材。古い瓶を集め始めたきっかけや、お気に入りの瓶について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 「伝説の秘薬感があって美しい」 古い薬瓶を並べた話題の投稿とは

上下2段に並べた6本の古い薬瓶1/5

上下2段に並べた6本の古い薬瓶

出所:@zaka_mituba

「古い薬瓶ってファンタジーに出てくる伝説の秘薬感があって美しい」というコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真。1枚目では、6本のガラス瓶が上下2段に並べられています。水色、透明、濃い青、緑など色はさまざまで、形も四角いものや、しずくのように丸みを帯びたもの、側面に縦の筋が入ったものがあります。いくつかの瓶には、表面に文字が浮き出ており、下の段の中央にある青い瓶には「神薬」と読める文字が見えます。

2. 入手方法は「海岸を歩いて拾っています」 お気に入りは「神薬」の瓶

白い台の上に並べた7本の古い薬瓶2/5

白い台の上に並べた7本の古い薬瓶

出所:@zaka_mituba

2枚目では、白い台の上に7本の瓶が並べられています。手前には、しずく形の透明な瓶が横向きに置かれ、光を受けたガラスがそれぞれの色に透き通って見えます。

古い瓶を集め始めたきっかけは、「SNS(X)でたまたまビーチコーミングのポストを見た事です」と投稿主さん。「そのポストでシーグラスを初めて見て『こんなに綺麗な物が拾えるなら』と思いビーチコーミングを始めました」と話します。そして、「シーグラスを拾う過程で古い瓶にも興味が出てきて集め始めました」と教えてくれました。

コレクションの中で特にお気に入りなのは、「神薬」の瓶だといいます。さらに、「ポストの写真には無いですがウサギの形の古い駄菓子瓶もお気に入りです」とのこと。入手方法については、「海岸を歩いて拾っています」と明かしてくれました。

投稿の反響については、「自分が趣味で行っているビーチコーミングに付いてのポストを多くの方に見て頂けたのが嬉しかったです」と話してくれました。

3. 「ビーチコーミング」とは? 波に磨かれたガラス片「シーグラス」も人気

ビーチコーミングとは、海岸に流れ着いた漂着物を観察したり、拾い集めたりして楽しむことです。英語の「beach(浜辺)」と「comb(くしでとかす)」を組み合わせた言葉で、浜辺をくしでとかすように探して歩く様子から名付けられたといわれています。見つかるものは、貝殻や流木、木の実、陶器のかけらなどさまざまで、どこから流れてきたのかを想像しながら歩くのも楽しみの一つです。

ビーチコーミングで人気の拾い物の一つが「シーグラス」です。シーグラスとは、海岸に流れ着いたガラス片のうち、波や砂にもまれて角が取れ、表面がすりガラスのように曇ったもののことです。長い年月をかけて形づくられるといわれ、色や形が一つひとつ異なることから、アクセサリーや雑貨の材料としても親しまれています。

古いガラス瓶は、手作業や型を使って作られたものが多く、ガラスの中に小さな気泡が入っていたり、厚みや形が不ぞろいだったりするといわれています。表面に浮き出た文字は「エンボス」と呼ばれ、薬の名前や製造元などが入っているものもあり、作られた時代や地域を推測する手がかりになるそうです。

なお、海岸によっては、漂着物や石などの持ち帰りが禁止されている場所もあるといわれています。ビーチコーミングを楽しむ際は、その海岸を管理する自治体などのルールを確認するとよいでしょう。割れたガラスなどでけがをしないよう、軍手を着けるといった対策も大切です。

海を漂い、浜辺にたどり着いた古い薬瓶。誰がいつ使っていたのかに思いをめぐらせることも、投稿主さんが楽しんでいるビーチコーミングの魅力なのかもしれません。

4. 著者からの一言コメント

LIMOSNS部
水色や濃い青、緑に透き通るガラス瓶が並ぶ写真は、投稿のコメントどおり、ファンタジーの世界に出てくる秘薬の瓶のようでした。形も色も一つひとつ違い、表面に文字が浮き出た瓶もあって、眺めているだけで想像がふくらみます。投稿主さんがビーチコーミングを始めたのは、SNSでたまたま見かけたシーグラスがきっかけだったそうです。「こんなに綺麗な物が拾えるなら」と始めた趣味が、シーグラスを拾ううちに古い瓶へと広がっていったというお話からは、好きなものを見つける楽しさが伝わってきました。これらの瓶が、お店で買ったものではなく、海岸を歩いて拾ったものだという点にも驚かされます。お気に入りだという「神薬」の瓶のほか、写真には写っていないウサギの形の駄菓子瓶もあるそうで、ほかのコレクションもぜひ見てみたくなりました。海を漂って浜辺にたどり着いた瓶には、それぞれの歴史が詰まっているのだと思います。身近な海岸にも、思わぬ宝物が眠っているのかもしれません。

ビーチコーミングや瓶のコレクションのように、趣味を楽しむ時間は暮らしに彩りを与えてくれます。私たちは趣味や娯楽に、どれくらいのお金を使っているのでしょうか。

5. 趣味、習い事にいくら使う?2025年の二人以上の世帯における教養娯楽費

ここからは記事の話題にちなんで二人以上の世帯における教養娯楽費についてご紹介します。

教養娯楽費とは、教養、娯楽、趣味全般にかかる費用のことです。具体的には、書籍や新聞、映画、音楽、旅行などの趣味、習い事などにかけるお金を指します。

総務省統計局が発表している「家計調査報告-2025年(令和7年)12月分及び2025年平均-」によると、二人以上の世帯における2025年の教養娯楽費は、「3万2125円、名目6.2%の増加、実質3.7%の増加」という結果になりました。

「3万2125円」という金額は、前年同期間と比べて数字の上(名目)では6.2%増加し、物価の変動などにより、同じ金額で買えるものやサービスの量(実質)も3.7%増加。2年ぶりの実質増加となりました。

今回はXで話題になっている「ビーチコーミングで集めた古い薬瓶」をご紹介しました。

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            気象予報士が木曽駒ケ岳で見つけた「今年初めての霜柱」 足元から聞こえた“バキバキ”という音の正体    

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参考資料

LIMOSNS部