「最近どう?」と聞かれて、つい「普通です」と答えていませんか?

悪気はなくても、そっけない返事は相手に損な印象を与えてしまうことも。

そんな「損する言い方」と「好印象な言い方」を、並べて見比べられる動画が話題です。

投稿したのは、元NHK・民放局 アナウンサーであり、現在はフリーアナウンサーとしても活躍、書籍『選ばれ続ける人だけが知っている言いかえの作法』の著者でもある釜本莉奈さん。

動画では、日常会話でよく使う7つの返事について、好印象に変わる言いかえを紹介しています。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※マナーには諸説あり、場面や相手との関係によって考え方が異なる場合があります。

1. 【言いかえの作法】そっけない返事を「好印象」に変える7つのフレーズ

1/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

動画では、左に「損する」言い方、右に「好印象」な言い方が並びます。

1つ目は「別に大丈夫です」。「大丈夫」って便利だけど「Yes」「No」がはっきりしない日本語だなぁ、と筆者はよく思います。

好印象な言い方は「気にかけてくださってありがとうございます」。

「別に」をやめて感謝の言葉にするだけで、相手の受け取り方は大きく変わりそうですね。

2/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

2つ目は「特にないです」。

「なにかわからないことある?」なんて、相手が善意で聞いてくれている時、こんな受け答えしてしまいがちな筆者。

言いかえは「今のところ大丈夫そうです」。

「今のところ」と添えるだけで、そっけなさが消えるのが不思議です。

3/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

3つ目は「平気です」。

好印象な言い方は「ありがとうございます 問題ありません」です。

伝える内容は同じでも、最初に感謝を添えるだけで受け取る印象はぐっとやわらかに。

4/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

4つ目は「何でもいいですよ」。これもご飯に誘われて場所を決める時など、よく筆者が言ってしまいます…。

言いかえは「〇〇さんのおススメはありますか?」。

相手に質問で返すことで、会話が続くきっかけにもなりそう。

5/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

5つ目は「気にしてません」。

気づかってくれた相手には、少し突き放したように聞こえてしまうかもしれません。

好印象な言い方は「気にかけてもらえて嬉しいです」。

自分の気持ちを素直に伝えるのがポイントです。

6/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

6つ目は「普通です」。「普通」って何だろう(笑)

言いかえは「おかげさまで順調です」。

「おかげさまで」のひと言で、相手への感謝もにじみますね。

7/7

出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/Dcx8K8JJaDW/?utm_source=ig_web_copy_link&rpxt=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@rina_kototoba</a></u>

出所:@rina_kototoba

最後は「ぼちぼちやってます」。「仕事はどう?」なんて聞かれた時に言いますよね。

好印象な言い方は「少しずつ慣れてきました」です。

あいまいな「ぼちぼち」よりも、前向きに取り組んでいる様子が伝わる返し方。

7つを見比べると、好印象な言い方には「感謝」や「前向きな言葉」がひと言添えられているのがわかります。

とっさの返事こそ、言葉選びで差がつくもの。

職場や日常の会話で、ぜひ動画を参考に言いかえてみてはいかがでしょうか。

2. 著者のコメント

長島 迪子
「普通です」「平気です」は、悪気なく使ってしまいがちな言葉ではないでしょうか。

ひと言の感謝や前向きな言葉を添えるだけで、印象がこれほど変わるのは驚きでした。

とっさの返事こそ、相手を思いやる言葉を選びたいですね。

3. 1級は3級の約2倍!マナー系3検定、級が上がると受験料はいくら上がる?

相手を気づかう言葉選びや話し方は、マナー系の検定でも問われるテーマ。

公益財団法人 実務技能検定協会が実施するビジネス実務マナー検定では話し方への理解が、サービス接遇検定では口の利き方や応対の技術などが審査の対象になります。

ここでは、同協会の3つの検定について、級が1つ上がるごとに受験料がいくら上がるかを比べてみました(金額は同協会公式サイトの各検定の受験要項による)。

3.1 秘書検定(秘書技能検定)

3級の受験料は3800円。

2級は5200円で、3級より1400円アップします。

準1級は6500円(2級より1300円アップ)、1級は7800円(準1級より1300円アップ)。

「人柄育成」を目指し、社会人に必要な基本的な常識を「秘書技能」として出題する検定です。

3.2 ビジネス実務マナー検定

3級3800円、2級5200円と、ここまでは秘書検定と同じ金額。

準1級がないため、2級から1級(7800円)へは一気に2600円上がります。

「職場常識の育成」を目指し、職場での判断や行動、人間関係やマナー、話し方への理解を確認する検定です。

3.3 サービス接遇検定

3級3800円、2級5200円に続き、準1級は5900円。

2級との差は700円で、3つの検定の中で最も小さい上げ幅です。

1級は7800円で、準1級より1900円アップ。

「サービスマインドの育成」を目指し、サービス業務への心構えや応対の技術、言葉づかいなどが審査されます。

3つの検定とも、1級の受験料(7800円)は3級(3800円)の約2倍。

まずは3級から始めて、少しずつステップアップしていくのもよさそうです。

相手に好印象を与える言葉選びと同じように、マナーも日々の積み重ねが大切。

気になる検定から挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考資料

長島 迪子