海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているGeorgiana NeaguさんのInstagramアカウント@sos_arms_georgiana_neaguuの投稿。
今回は、交通事故で右側の2本の脚に重傷を負った犬が手術や前脚の切断を乗り越え、3本脚で歩けるようになり、新しい家族を待つ現在の様子を紹介してくださっています。
執筆時点で約340件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【交通事故に遭い、右側2本の脚に重傷を負った犬】前脚の切断を乗り越え、元気に過ごす現在
海外のSNSで、交通事故により右側の2本の脚に重傷を負った犬「レディD」が、治療を乗り越えて新しい家族を探している様子が紹介されています。
レディは車にはねられてから1週間以上が経過した状態で動物病院へ運ばれました。敗血症を起こし、X線検査では体の右側の前後2本の脚に重度の開放骨折が確認され、立つこともできなかったといいます。
2. 【3本脚で歩く犬】「レディD」が新しい家族を待つ現在
その後、2本の脚の手術を受け、無事だった左側の2本の脚だけで立ち上がって歩くまでに。しかし、約2か月にわたり治療を続けた前脚は回復せず、最終的に切断することになりました。
現在のレディは3本脚で歩き、人やほかの犬とも仲良く過ごしており、新しい家族との出会いを待っています。
ネット上では、レディDを救助し、長期にわたる治療を支えた保護スタッフへの感謝の声が多く寄せられたほか、「美しい子」「家族に迎えたい」といった声や、これから素敵な家族と出会えることを願う声も相次ぎました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
術後は、残った脚への負担を減らしながら安全に暮らせる環境づくりが大切です。滑りにくいマットを敷き、段差や障害物を減らすほか、体調を見ながら短時間の散歩から運動を再開し、必要に応じて獣医師と相談しながらリハビリを取り入れます。また、体重が増えると残った脚への負担も大きくなるため、食事管理や定期的な健康チェックも欠かせません。
レディDも前脚を失いましたが、現在は3本脚で上手に歩き、人やほかの犬たちとも仲良く過ごしているそうです。もし愛犬が断脚手術を受けることになっても、できないことだけに目を向けず、その子が動きやすく安心して過ごせる環境を整えてあげてくださいね。
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @sos_arms_georgiana_neaguu
小泉 柚乃

