これからの秋の夜長にうれしい、「猫」をテーマにした書き下ろしのアンソロジー本が登場しました。

河出書房新社「スピン/spin」編集部による新シリーズ「真夜中のほん」の第1弾『真夜中のほん ねこ』が、2026年10月22日より発売中です。

小説・詩・短歌・俳句・漫画など、ジャンルの違う20人の書き下ろし作品が1冊に収められた、まさに「猫まみれ」の1冊。グレーの紙のカバーには、夜の部屋でくつろぐ猫たちが黒いインクで描かれていて、手に取った瞬間から猫づくしです。

今回は、カバーや作品に登場する猫たちを中心に、造本やしおりのキャンペーンまで紹介します。

※本記事で紹介する商品情報・レビューコメント・SNSの閲覧数などは執筆時点(2026年11月2日)のものです。
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1. 黒猫にぶち猫も!カバーを広げると真夜中の部屋に猫がいっぱい

1.1 『真夜中のほん ねこ』 2310円

2026年10月22日より発売中の猫まみれアンソロジー『真夜中のほん ねこ』(河出書房新社刊)は、アンソロジー「真夜中のほん」の第1弾。

カバーを広げると、窓辺のベッドを歩くぶち模様の猫と、人の手になでられながら丸くなる黒猫が描かれています。黒猫の長いしっぽは、背表紙のあたりまでくるりとのびています。装画は水沢そらさんです。

表紙側の白い帯には、大きな「ねこ」の文字と、寄稿した20人の名前が並びます。

2. 「おおやまねこ」に「ブレーメンの猫」まで!まさに「猫まみれ」な内容です

目次の作品名にも、さまざまな猫が顔をそろえています。

  • 勝田文さん(漫画家)「ブレーメンの音楽隊の猫」
  • 佐藤文香さん(詩人・俳人)「おおやまねこのふさげ」
  • 堀田季何さん(詩歌作家)「番地のない猫」
  • 河﨑秋子さん(作家)「いつかの馬と猫と」
  • 服部真里子さん(歌人)「猫とは夜の花房だから」

俳人・池田澄子さんの「猫の句」や、萩原朔太郎の『猫町』を案内する作品も収録されています。ニコニコ動画出身のゲーム実況者・hacchi(はっち)さんは、この本で初めての小説「(水)」を発表しています。

3. 紙の手ざわりまで真夜中!小ぶりで手になじむ造本

本は少し小ぶりな46判変形で、上製・角背のしっかりした作りです。手にちょうどフィットする大きさなのもうれしいポイントです。カバーには、軽やかな手ざわりが特徴のグレーの紙「ハーフエア(アッシュ)」を使い、黒いインク「女神スーパーブラック」で装画を、銀色で文字を刷っています。

右上には、平松麻さんが描いたシリーズのロゴが金色で箔押しされています。本の中には、使った紙と印刷について説明する「紙のなまえ 印刷のはなし」のページもありましたよ。

【商品情報】

  • 価格(税込):2310円
  • サイズ:46判変形
  • ページ数:別丁4ページ+本文152ページ
  • 製本:上製
  • 編者:「スピン/spin」編集部
  • 発売日:2026年10月22日

4. 3冊集めて特製しおりも!第2弾『カレー』は2026年11月25日発売予定

シリーズは、第2弾『真夜中のほん カレー』が2026年11月25日、第3弾『真夜中のほん 声』が2026年12月17日に発売予定です。3冊を購入すると、創業140周年記念グッズ「かみのしおり」3枚セットがもらえます。

しおりには俵万智さん・穂村弘さんの短歌などが印刷され、型押しした部分が半透明になる紙「パチカ」を使っています。応募券は各巻の帯についていて、発送は2027年1月以降に順次予定されています。

気になった方は、河出書房新社の商品ページをチェックしてみてくださいね。

5. 担当者のひと言コメント

カバーの黒猫やぶち猫に始まり、20作品すべてが「猫」がテーマという、まさに猫まみれの1冊!
小説・短歌・漫画とさまざまなジャンルで描かれた猫の姿をたっぷり楽しめそうです。まだ知らない書き手に出会えるのもアンソロジーならではの楽しみ。“真夜中”をまとった装丁デザインも素敵で、眠れない夜のおともに1作ずつ読み進めるのもいいですね。
紙の手ざわりまでこだわった猫づくしの本なので、猫好きの方へのギフトにもぴったりだと思いました。

参考資料