「おうちの雑草刈ってたら外壁にコレ。除草剤撒けないジャマイカ。とはいえ、これはどう楽しんだら良いんだろう」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。
@Meatdollさんが投稿した当ポストは、執筆時点で178万3000件を超えて表示されています。
そこで、LIMO編集部は話題の@Meatdollさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. ゆっくり上に引っ張って…家の外壁に「ジグモの巣」を発見
家で草刈りをしていた際、外壁に何かが作られていることに気づいた投稿主さん。地面から垂直に伸びていたのは、「ジグモ(地蜘蛛)」というクモの巣でした。
発見時の状況について投稿主さんに尋ねると、「図鑑やネット上で見たことはありましたが、ジグモの巣の実物を見たのは初めてで、小躍りしました」と振り返っていました。
引き抜いた「ジグモ」の巣穴1/2
出所:@Meatdollさんご提供
リプライ欄には「わぁジグモだ懐かしい」「引っこ抜くべし!」「綺麗に抜けると気持ちいいんですよね」といったコメントが集まり、「うまく引っ張れば巣を丸ごと引き抜くことができ、中の成体も観察できる」と判断した投稿主さん。
「普段から虫を撮影しているので、せっかくならと5ヵ所の巣を引き抜きました」と、投稿後の様子を教えてくれました。
翌日に建てられた新しい巣2/2
出所:@Meatdollさんご提供
引き抜いた結果は、「4ヵ所失敗、1ヵ所は上手く引き抜けたものの家主不在でした」とのこと。そして、翌日には新しい巣が建てられていたそうです。
2. ジグモってどんな生き物?袋状になった巣の特徴や生態を解説
ジグモ(地蜘蛛)は日本中に広く見られる黒褐色のクモで、一般的に想像するクモの巣とはデザインが大きく異なる巣を作るのが特徴です。木の根元や塀の下部、壁際などに10cmほどの縦穴を掘り、糸でできた袋状の巣を地上まで伸ばします。壁や地面、木の幹などに沿わせた巣は紐や棒のように見えるためクモの巣であるとは思われにくく、エサの獲得に活躍します。
ダンゴムシや小さな虫などの獲物が地上の袋を通ると、袋越しに噛みついて袋を破りながら中に引きずり込みます。獲物が通ったと気づくのは、ジグモが振動に敏感だからです。体長は15mm~20mmで、獲物への攻撃力はあるものの、人には大きな害がないとされています。
ジグモの巣は、真上に優しく引っ張ると引き抜くことが可能です。リプライ欄でも、「子供の頃は、ゆっくり上に引っ張って巣が切れない様にしてクモをとっていましたね~」「子供の頃よく遊んでいました」といったコメントが多数寄せられていました。「ジグモとり」や「ジグモ釣り」と呼んで遊んでいた人もいるようです。
投稿の反響について、「普段そこまで反応をいただくことがないため、戦々恐々としています」と振り返る投稿主さんは、「ジグモの巣で幼少の頃に遊んだという方が多いことに驚いています」と話してくれました。なお、後日には成体の捕獲及び撮影も行ったそう。巣を丸ごと取り出すのは難しかったため、ピンセットで突きながらタッパーをかぶせて捕獲したそうです。
おうちの雑草刈ってたら外壁にコレ。
— 枯草泥舟 (@Meatdoll) October 19, 2026
除草剤撒けないジャマイカ。
とはいえ、これはどう楽しんだら良いんだろう pic.twitter.com/8kEW6sDH1R
3. 著者からの一言コメント
4. 昆虫用品の出荷金額 1位は飼育マット、2位は飼育ケース
ここからは記事の話題にちなんで昆虫用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。
日本ペット用品工業会の「ペット用品産業実態調査」によると、2023年度における昆虫用品の出荷金額合計は18億1500万円でした。
カテゴリー別では飼育マットが5億6300万円で首位となり、次いで飼育ケースや関連製品が5億3100万円、フード全般が5億700万円、衛生用品や小物が1億1300万円、その他用品や用具類が1億100万円と続きます。
上位3つの製品群はほぼ同水準の金額であり、幼虫の飼育から成虫の管理までをまとめて揃える需要の高さが示されています。
今回はXで話題になっている「外壁の隙間に生えた『ジグモの巣』」をご紹介しました。
