海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているHela MoreさんのInstagramアカウント@helamoreの投稿。

今回は、過去に刃物で顔を傷つけられた犬が保護され、治療や心のケアを受けながら、理解ある新しい家族との出会いを待っている様子を紹介してくださっています。

執筆時点で約70件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンをまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【刃物で顔を切られ、心身共に深い傷を負った犬】傷の治療と心のケアを受ける

現在のルフィーノの様子1/4

現在のルフィーノの様子

出所:@helamore

海外のSNSで、過去に刃物で顔を傷つけられた犬「ルフィーノ」が保護され、新しい家族を探している様子が紹介され話題となっています。

投稿者さんによると、ルフィーノは1年以上前、ある男に刃物で顔を傷つけられ、深い傷と頬の腫れがある状態で救助されました。その後、傷の治療を受けながら、時間をかけて心のケアも続けられてきたといいます。

現在も強い恐怖を感じることがあり、ひどく緊張して逃げようとすることもあるそうです。そのため、ルフィーノには過去を理解し、焦らず信頼関係を築いてくれる家族が必要とされています。

投稿者さんは、大変な場面でも見放さず、愛情と忍耐を持って寄り添ってくれる里親を呼びかけています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
過去につらい経験をした保護犬は、安全な環境へ移ったあとも、人への恐怖心や強い緊張が残ることがあります。突然触られたり、急に距離を縮められたりすることで怖さが強まり、逃げようとしたり、身を守るための反応を見せたりする場合もあるため、配慮が必要です。こうした犬を迎えるときは、「早く慣れてほしい」と急がず、その子が安心できる距離を保ちながら信頼関係を築いていくことが大切です。また、長く一緒に暮らすなかでは、食費や日用品だけでなく、病気やケガの治療、年齢を重ねたあとの通院や介護など、さまざまな費用が必要になります。心のケアも含め、その子に必要なサポートを生涯続けられるかなどを、迎える前に家族でしっかり話し合っておきたいところです。

今回のルフィーノも、身体の傷の治療とあわせて心のケアも受けましたが、今も強い恐怖を感じることがあるといいます。過去の経験ごと受け止め、大変なときにも見放さず、ルフィーノのペースで安心できる毎日を一緒に送ってくれる家族と出会えることを願うばかりです。
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3. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

4. 今読まれている【小泉 柚乃のおすすめ記事】3選

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4.2 世話をする人はいても治療を受けさせられなかった子犬「ココ」投稿者がサポートし、約1週間で回復の兆し

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4.3 車にひかれ「両側の股関節」を脱臼した犬を保護 2度の手術を乗り越え、再び歩けるまで回復した姿に「とても誇りに思う」

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参考資料

小泉 柚乃