木陰のベンチに、包みを開いたばかりのハンバーガーが並びます。フランスでシェフをしている男性とパートナーにとって、日本のハンバーガー店の味は初めてです。

18万回を超える再生数を記録している、@samuraiflagさんのYouTube動画のひとコマです。

1. 【日本のハンバーガー初体験】ご飯で挟むライスバーガーにシェフも「塩加減もちょうどいいよ」

公園のテーブルでハンバーガーの包みを開く3人1/2

公園のテーブルでハンバーガーの包みを開く3人

出所:@samuraiflag

ファストフードについて聞かれたシェフは「ファストフードは食べ過ぎなければそれほど悪いものではないと思うよ」「手軽で何より経済的だよね」。フランスではレストランの値段がどんどん高くなっているため、大きなお金を使わずにみんなで楽しい時間を過ごせるのがいいのだそうです。

包みを開けると、シェフは「おにぎりみたいな包み方のバーガーは初めて見たよね」。パートナーの女性も「今回のような包装がされたバーガーを食べるのは初めてだわ」と話します。

パンの代わりにご飯で具を挟んだライスバーガー2/2

パンの代わりにご飯で具を挟んだライスバーガー

出所:@samuraiflag

続いて、パンの代わりにご飯で具を挟んだライスバーガーに挑戦。シェフは「塩加減もちょうどいいよ」、パートナーは「温かいサラダとご飯を一緒に食べるのが少し不思議な感じね」。

最後にパートナーは「今までで一番美味しかったわ」「このバーガーのために東京に住みたいよ」。シェフも「また来る価値があるよね」と笑顔を見せていました。

コメント欄には「なんなんだろうね。日本人独特なのかな、どうしても少しでも温かいうちに食べてほしいなっで思ってしまう。」という声も寄せられていました。

@samuraiflagさん、ご協力ありがとうございました!

2. ライスバーガーの“パン”は何でできている?

ライスバーガーは、パンの代わりにご飯を使ったハンバーガーです。

ご飯を丸く平らに固めて焼き、バンズのようにして具を挟みます。

手に持って食べやすいのも、ライスバーガーならではです。

テイクアウトで手軽に楽しんだ日本のハンバーガー。旅行者は日本でのこうした買い物を、どんな方法で支払っているのか。観光庁の年次報告書に答えがあります。

3. 訪日客の支払い手段、現金が92.3%、クレジットカードが75.0%

観光庁の「訪日外国人の消費動向 インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」で、旅行中に利用した決済方法(複数回答)を見ると、最も多いのは「現金」の92.3%。「クレジットカード」が75.0%、「交通系ICカード」が36.2%、「モバイル決済」が20.9%と続きます。

食事に使うお金も小さくありません。同報告書によると、2025年の訪日客(一般客)が1人当たりに使った飲食費は5万221円でした。

支払いの選択肢が多いことは、気軽に店をのぞける安心感にもつながりそうです。

手軽に入れる飲食店は、日本旅行の満足度を支える場所の一つになっています。

4. 訪日旅行に「大変満足」は73.5%、「必ず来たい」は77.9%

同じ年次報告書では、旅行全体の満足度も尋ねています。「大変満足」は73.5%、「満足」は23.9%で、フランスなどの国・地域では「大変満足」の割合が8割を超えたとしています。

日本にまた来たいかという問いにも、「必ず来たい」が77.9%、「来たい」が19.2%にのぼりました。

高級店でなくても、手ごろな値段で質の高い食事ができることは、旅行者が日本を好きになる理由の一つなのかもしれません。

動画のシェフが、公園でハンバーガーを食べ終えて「また来る価値があるよね」と話していたように、身近な店での一食が、再び日本を訪れたいと思うきっかけになっているようです。

5. 著者からの一言コメント

小野 温子
料理人の2人が、テイクアウトのハンバーガーを公園で楽しむ姿がほほえましい動画でした。日本ではおなじみのライスバーガーも、海外の人にとっては新鮮な一品なのだと気づかされます。手軽な一食が「また来たい」につながるのは、うれしいことですね。

参考資料

小野 温子