読書の秋と呼ばれるこの季節、お気に入りの本を持ってお出かけしたくなる方も多いのではないでしょうか?

かぎ針編みの作品を発信している@nyacky_no_knittingさんが、セリアの毛糸「きらめきコットン」で編む、本を入れて持ち歩けるブックカバーバッグを紹介する動画がInstagramで注目を集めています。

投稿された動画は、執筆時点で約1万3000回再生されるなど話題となっています。

また記事中では、「使用した毛糸の商品情報」や、編み物・手芸にまつわるデータについても解説します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※本記事で紹介する商品情報は執筆時点(2026年10月27日)のものです。閲覧時点においては、在庫状況や価格等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【セリアの毛糸】“きらめきコットン”で、本を持ち歩けるバッグを編みます!

制作途中の様子1/2

制作途中の様子

出所:@nyacky_no_knitting

投稿文によると、@nyacky_no_knittingさんは約1か月ほど編み物もInstagramの更新もできない時期があり、その間は夏目漱石の本を読んで過ごしていたそうです。外出先でも気軽に本を持ち歩いて読めたらと考え、ブックカバーを作ろうと編み始めたところ、途中で「バッグにしよう」と方針を変えたと紹介されています。

動画は完成したバッグのカットから始まり、「本をスマホと同じように持ち歩きたい!」というテロップが続きます。使うのは、セリアの毛糸「きらめきコットン」。中長編みと鎖編みを繰り返す模様編みで、「模様編みも何度も試作をして、この形にたどり着きました」とテロップで紹介されています。

2. 【ポイント】Dカンとストラップ、内布を付けて、バッグとして仕上げる

編み上がった本体の内側にはDカンが取り付けられ、そこにストラップを通して肩や手にかけられるつくりです。縁には、パールのようなビーズが並びます。ビーズの付け方は以前の投稿で紹介済みとのことで、動画ではテロップで案内されています。

最後に内布を付けると完成です。投稿文では、この作品の編み方をYouTubeでも解説する予定とも書かれています。動画だけでは分かりにくいという方は、公開を待つとよさそうです。

3. 〈完成〉本を入れて持ち歩ける“大人かわいい”バッグに「可愛いですね」「ステキ〜」の声も

完成した作品2/2

完成した作品

出所:@nyacky_no_knitting

完成したのは、ベージュ系とホワイトの2色で模様を出した縦長のバッグ。縁にはパールのようなビーズとリボンの飾りが付き、落ち着いた中にも華やかさがあります。本を差し込んだカットでは、本の上部が少しのぞく大きさで、スマホのように手軽に取り出せそうです。

動画の最後には、「本を入れるに相応しい大人可愛い&落ち着いた雰囲気に編めたのでは??!」とテロップが入ります。コメント欄には、作品をほめる声が寄せられています。

コメント欄では、

  • 「可愛いですね。ステキ〜」

などの声も集まっています。

@nyacky_no_knittingさん、掲載のご許可をありがとうございました!

4. “中長編み”とは?細編みと長編みの間の高さが生む、しなやかな編み地

中長編みは、かぎ針編みの基本の編み目のひとつで、高さが細編みより高く、長編みより低い編み目です。糸を針にかけてから目に針を入れ、糸を引き出して、針にかかった糸をまとめて引き抜いて編むため、細編みよりふっくらとした編み地になるといわれています。

高さがある分、同じ幅でも細編みより少ない段数で編み進められ、編み地もやわらかく仕上がりやすいのが特徴です。一方で、目が少し大きくなるため、バッグのように重さがかかる作品では、目の詰まり具合を確かめながら編むと安心です。

コットン糸は、ウール糸にくらべて伸びにくく、編み地がしっかりしやすいといわれています。形を保ちたいバッグやポーチに向く一方、洗濯で縮むことがあるため、お手入れ方法はラベルで確かめておくとよいでしょう。

5. ハンドメイド記事編集者の一言コメント

LIMOハンドメイド部
今回、@nyacky_no_knittingさんの投稿をピックアップしたのは、本を読む時間から生まれた作品という背景に、思わず共感したためです。約1か月編み物を休んでいたあと、「外出先でも本を気軽に持ち歩きたい」という日常の思いからブックカバーを編み始め、バッグへと形が変わっていく過程は、手作りならではの面白さではないでしょうか。使った毛糸は、セリアの「きらめきコットン」。100均の毛糸でも、中長編みと鎖編みの模様編みにして、縁にビーズやリボンを添えれば、大人っぽい雰囲気になることが伝わってきます。動画では、何度も試作を重ねてこの形にたどり着いたことも紹介されています。気に入った模様ができるまで試す姿勢は、編み物を楽しむうえでの参考になりそうです。最初から大きな作品に挑戦するのではなく、まずは手持ちの毛糸で小さな編み地を作り、模様の出方や目の詰まり具合を確かめてから始めてみてはいかがでしょうか。本を持ち歩く習慣のある方への贈り物にもなりそうです。

6. 編み物・手芸の行動者率は人口集中地区で9.1%、それ以外で8.2% 都市部と地方の差は1ポイント未満

@nyacky_no_knittingさんのバッグは、約1か月の休みのあとに、本を読む時間から生まれた作品でした。総務省の令和3年社会生活基本調査によると、過去1年間に「編み物・手芸」をした人の割合(行動者率、10歳以上)は、全国で8.8%です。

これを、人口密度の高い「人口集中地区」とそれ以外に分けてみると、人口集中地区は9.1%、それ以外は8.2%で、差は0.9ポイントでした。女性に限ると、人口集中地区が16.9%、それ以外が15.3%で、差は1.6ポイントです。男性はどちらも0.8%でした。編み物・手芸は、都市部か地方かにかかわらず、幅広い地域で親しまれている趣味といえそうです。

7. 商品情報

商品名:きらめきコットン(セリア)

併用した材料:ストラップ、Dカン、ビーズ、リボン、内布(動画で確認できるもの)

発売元:セリア

参考資料