長崎市の住宅街で見つけた不思議な階段が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@kazukieguchiさんです。

当ポストは執筆時点で4000件を超えて表示されており、「トリックアート?」「階段… (概念)」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@kazukieguchiさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 坂道のようにも見える「階段」が話題

正面から見た階段1/5

正面から見た階段

出所:@kazukieguchi

「階段とは何か」そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真。

そこに写っていたのは、斜面に設けられた細い通路でした。

正面から見ると、通路は白線が引かれた階段のように見えますが…。

横から見ると傾斜のよう2/5

横から見ると傾斜のよう

出所:@kazukieguchi

側面から見ると、地面は階段ではなく斜面のように見えます。

しかし、注意深く見ると、表面にはわずかな凹凸があり、完全な坂道とも一般的な階段とも言い切れない姿に、「階段とは何か」と考え込んでしまいそうです。

投稿主さんがこの場所を発見したのは、長崎市上小島を普段通りに散歩していたときのこと。

投稿主さんによると、長崎市の階段には夜でも段差を見やすくするため、縁へ白線が引かれていることがあるそうです。

そのため、この通路に並ぶ白線を見た際、「一見すると坂道なのに、なぜ階段のような線があるのだろう」と不思議に感じました。

近づいてよく観察すると、地面にはごく小さな段差が存在していたとのこと。投稿主さんはその姿を見て、「階段といえなくもない」と思ったそうです。

そんな階段の定義を考えさせる不思議な通路は、SNSで反響を呼びました。

2. トリックアートのような光景に反響

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「トリックアート?」
  • 「階段…(概念)」

など、見る角度によって姿を変える構造に戸惑うコメントが寄せられました。

正面から撮影された写真では、白線とわずかな段差によって階段のように見えます。一方、横からの写真では傾斜が滑らかにつながっており、坂道という印象が強まります。

まるで見る方向によって形が変化するトリックアートのようですね。

また、段差があまりにも小さいため、建築物としての階段というより「階段という概念を表現した道」のようだと感じた人もいたようです。

投稿主さんは、今回も何げなく公開した写真が多くの人へ届いたことに驚いたと振り返っています。

3. 長崎市に坂道や階段が多い理由は?

長崎市は平らな土地が少なく、斜面にも住宅地が広がる「坂のまち」として知られています。市の公式サイトでは、長崎市の約7割が坂であると紹介されています。

長崎市によると、現在の斜面市街地の一部では、もともと田畑などに使われていた土地へ、1960年代頃から細いあぜ道を頼りに住宅が建ち並びました。当時は本格的な車社会が到来する前だったため、車が通れない細い階段道や坂道が各地に残ったとされています。

こうした地域では、限られた空間と傾斜に合わせて通路が造られてきました。そのため、一般的な道路や階段とは形が異なる、地域の地形に応じた独特な道に出会うことがあります。

今回撮影された通路も、急な傾斜と住宅の間にある限られた土地をつなぐために生まれたものなのでしょう。正確な施工経緯は不明ですが、坂道と階段が数多く存在する長崎市ならではの風景といえそうです。

4. 著者からの一言コメント

清水 涼
わずかな凹凸を段差と呼ぶべきか、なだらかな傾斜と捉えるべきか、見れば見るほど混乱してくる不思議な光景ですね。日常的な散歩道に、思わず「階段とは何か」と考えさせる風景が隠れているのが面白いと感じました。

5. みんな長崎県観光でいくら使う?長崎県の2025年の観光消費額について紹介

ここからは記事の話題にちなんで長崎県の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。

長崎県庁が公表した「長崎県観光統計 令和7年(1月〜12月)」によると、2025年の長崎県における観光消費額は合計5045億円にのぼりました。内訳を見ると、日帰り客による消費額が2229億9900万円だったのに対し、宿泊客による消費額は2815億700万円と、日帰り客のおよそ1.26倍に達しています。宿泊を伴う旅行のほうが、飲食や土産物などにより多くのお金を使い、地域経済への貢献度も高くなる傾向がうかがえる結果です。

今回はXで話題になっている「長崎市の住宅街で見つけた不思議な階段」をご紹介しました。

6. 今読まれている【清水 涼のおすすめ記事】3選

6.1 「洗顔ネットほしいな」と妹へ頼んだ兄 届いた想定外の商品に「特大サイズだね」

            「洗顔ネットほしいな」と妹へ頼んだ兄 届いた想定外の商品に「特大サイズだね」    

@wad0___さんが投稿した、妹さんとの買い物中のやり取りをご紹介!「洗顔のネット」を頼んだところ、妹さんが「洗濯ネット」だと読み違えて商品を購入した経緯や、兄妹の絶妙な会話に寄せられたSNSの反響を解説します。さらに記事後半では、洗顔ネットと洗濯ネットの用途や、二人以上の世帯における1か月あたりの家事用消耗品の支出額も紹介。家族のほほえましい勘違いに注目です!

6.2 夫が干した洗濯物を見てみたら…自分のデニムと妻のタックパンツの「仕上がりの違い」に笑ってしまう

            夫が干した洗濯物を見てみたら…自分のデニムと妻のタックパンツの「仕上がりの違い」に笑ってしまう    

@yukaric03886076さんが投稿した、夫が干した2本のパンツの仕上がりの違いをご紹介!愛用デニムには専用ハンガーを2本使いながら、妻のタックパンツは大きなシワが寄った状態で干した光景や、SNSの反響を解説します。さらに記事後半では、パンツ類のシワや型崩れを抑える干し方と、二人以上の世帯における家事用消耗品の支出額も紹介。夫婦の衣類に表れた扱いの差に注目です!

6.3 和歌山市内の道路に掲げられた「大破します!」 高さ制限を知らせる強烈な標識に反響

            和歌山市内の道路に掲げられた「大破します!」 高さ制限を知らせる強烈な標識に反響    

@yyyy_yatatetsuさんが投稿した、和歌山市内の道路に設置された高さ制限の標識をご紹介!「大破します!」や「あ!」という強烈な言葉で大型車へ注意を促す標識が阪和自動車道の橋桁架け替え工事に伴い設けられた背景や、SNSで寄せられた反響を解説します。さらに記事後半では、工事現場で見かける制限高の理由や、令和8年度の道路関係予算についても紹介。印象に残る道路標識の工夫に注目です!

参考資料

清水 涼