3. ディズニー旅行の積立は3年前よりいくら増える?国内旅行の平均で見ると、1泊2日の4人分は約5万3500円、毎月約4500円増

観光庁「旅行・観光消費動向調査」によると、国内宿泊旅行の1人1回当たり旅行単価は、2022年の5万9042円から2025年は7万2412円へ、約22.6%上がっています。日帰り旅行は1万8532円から2万円で、約7.9%の上昇です。

  • 【1泊2日・4人分】約23万6200円(2022年)→約29万円(2025年)。約5万3500円増で、積立にすると毎月約4500円の差
  • 【日帰り・4人分】約7万4100円(2022年)→約8万円(2025年)。約5900円増で、積立にすると毎月約500円の差

日帰りより1泊2日のほうが、値上がりの影響を受けやすいといえます。

※試算の前提:2022年と2025年の旅行単価(国内旅行の平均)に4人を掛け、12か月で割った。四捨五入のため、合計は一致しない場合があります。

4. ディズニー旅行の積立に響く物価は?宿泊料は前年同月比4.6%上昇、総合は2.1%上昇

総務省統計局「消費者物価指数(CPI) 全国」の2026年9月分によると、宿泊料は前年同月比で4.6%上昇しました。教養娯楽サービスは3.0%、総合は2.1%の上昇です。

  • 【宿泊料】前年同月比4.6%上昇
  • 【教養娯楽サービス】前年同月比3.0%上昇
  • 【総合】前年同月比2.1%上昇

宿泊料は総合の上昇率を上回っています。ただし、これは直近1か月の実績であり、今後の価格を示すものではありません。積立額は、年に1回、直近のチケット価格で見直していきましょう。

5. 【元FP会社職員の視点】検証:旅行の積立は「平均」より「家計に合う金額」から決める

今回の月約6700円と月約2万4100円は、国内旅行の平均を12か月で割った目安です。実際の積立額は、家計の収支や旅行の時期によって変わります。

FP会社でマネーセミナーの運営を補助していた経験からお伝えすると、旅行など楽しみのお金は、行く時期と使える金額を先に決めておくと、積立が続きやすいといえます。

日帰りと1泊2日で、毎月の積立額に約1万7500円の差が出ました。この差は、泊数だけでなく、行く日や宿泊先でも変わります。まず、無理なく出せる毎月の金額から逆算してみてはいかがでしょうか。

私自身も、投資の積み立ては月2万円から始めました。旅行の積立も同じで、少額から始めて、ボーナスなどで足していく方法もあります。使う時期が決まっているお金は、値動きのない預金で用意する方法も考えられます。

正解は一つではありません。ご自身の家計に合った金額で、無理のない積立を続けていきましょう。

6. まとめ

ディズニー旅行の積立額は、4人家族で日帰りなら毎月約6700円、1泊2日なら毎月約2万4100円が国内旅行の平均からの目安でした。チケット代は日によって約1.4倍違うため、行く日を決めると見積もりがしやすくなります。

旅行費は3年前より上がっています。まずは無理のない金額から積立を始め、年に1回、価格を見直しながら、楽しみな旅行に備えていきましょう。

※本記事の試算は一定の前提に基づく概算です。チケット価格は日によって変わり、旅行費用は行き先や時期で異なります。最新の価格は東京ディズニーリゾート公式サイトなどでご確認ください。

参考資料

下村 美乃莉