2. 著者からの一言コメント
今回の作例で感心したのは、焼き網という意外なアイテムを、植物を飾る器に見立てている点です。5枚を結束バンドで留めて箱の形にするだけなので、DIYに慣れていない方でも挑戦しやすそうです。工程の中で特に気に入ったのは、植物を鉢ごと置いて石で囲むやり方です。植え替えの手間がなく、気分に合わせて配置を変えられるのは、長く楽しむうえでうれしいポイントだと感じました。
一方で、底は網と鉢底ネットなので、水やりの際は鉢から流れた水が棚や床を濡らさないよう注意が必要です。水やりは器から鉢を取り出して行うか、受け皿になるトレーを下に敷いておくと安心です。見慣れた100均アイテムも、見立て次第で植物を引き立てる器に変わり、限られたスペースに好きなグリーンをまとめて飾れるようになります。置き場所がないとあきらめていた方にこそ、試してほしい作例です。(ライター 松村ダニエル)
3. DIYが、家の「資産価値」を守る場合も
国土交通省「令和5年世帯土地統計 結果の概要」によると、世帯が所有する全国の土地資産総額は「約644兆7000億円」にのぼり、その「約65%(約421兆3000億円)」を現住居の敷地が占めています。
日々の手入れやDIYで住まいを快適に保つことは、建物の劣化を防ぎ、家計の土台となる資産価値を守ることにもつながります。
ここで、投資の視点から二つ補足します。一つは、建物は時間とともに価値が下がる"減価する資産"だという点です。だからこそ、記事がいうDIYや日々のメンテナンスは、単なる節約ではなく『価値の目減りを抑える』行為――いわば資産を守るための小さな利回りを生む投資だと捉えられます。もう一つは、その資産価値が立地に大きく左右されることです。1世帯当たりの土地資産額は、全国平均2347万円に対し東京都は5884万円と、約2.5倍。同じ「持ち家」でも、資産としての性格は地域でまるで違います。
また、これからDIYに挑戦したいという方は、工具や木材の選び方から解説した「DIYの始め方完全ガイド|棚・テーブル・壁づくりまで初心者向けに解説」も参考にしてみてください。
※当記事は、話題となった情報をお伝えすることを目的としています。DIYを行う際は安全対策を徹底し、専門知識を持つ人がいない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
※本サイトは当記事内で扱う投稿において、DIYによる事故や損害について明示的または暗示的に保証いたしません。
参考資料
松村 ダニエル
