「動物レスキュー」の現場を伝える投稿が、海外のInstagramで話題です。犬や猫などの動物を保護し、懸命に救おうとする姿が、大きな反響を呼んでいます。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしている投稿主さんのInstagramアカウント@puppykittynycityの投稿。

バスの運転手に見つけられ、後ろ脚を引きずっていた子猫デトゥアが、重い診断を受けながらも後ろ脚を使い始めたという喜びの報告が紹介されています。

本投稿は、執筆時点で5446回再生、約712件のいいね!と話題になっています。印象的なシーンやSNSでの反響を、順を追ってご紹介します。

記事の最後には、ペット保険がどれくらい利用されているかもまとめています。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【バスの運転手に見つけられた子猫】後ろ脚を引きずり、重い診断を受けて

床の上で、後ろ脚を伸ばしたまま体を動かすデトゥア1/2

床の上で、後ろ脚を伸ばしたまま体を動かすデトゥア

出所:@puppykittynycity

投稿によると、デトゥアはバスの運転手に見つけられた子猫で、見つかったときは後ろ脚を引きずっており、この先どうなるのか分からない状態だったといいます。投稿主さんはデトゥアを家に迎え、膀胱の管理を行いながら、できるだけ楽に過ごせるようにし、体が治る時間を与えてきたと説明しています。

数日前には、骨盤に複数の重い骨折があり、神経にも損傷があるうえ、手術は受けられないと告げられたそうです。選択肢は、回復を期待して様子を見るか、安楽死を検討するかの2つだったとされています。投稿主さんは、デトゥアにチャンスを与えることを選んだと述べています。

2. 【後ろ脚を使い始めた子猫】長い道のりの先に見えた大きな一歩

床に伏せ、前脚を伸ばして辺りをうかがうデトゥア2/2

床に伏せ、前脚を伸ばして辺りをうかがうデトゥア

出所:@puppykittynycity

投稿主さんは「デトゥアが後ろ脚を使い始めています」と喜びを伝え、その様子を見て「言葉では表せないほどうれしい」とつづっています。まだ非常に長い道のりが待っているものの、正しい方向への信じられないほどの一歩だとしています。動画のテロップには「デトゥアが動いている!」とあり、床の上を進んだり、家具の下に入り込んだりする様子が映っています。

投稿主さんのもとでは、タフィーやジルベルタという子たちに奇跡のような回復が見られたそうで、デトゥアも次の成功物語になってほしいと願っているとのことです。一方で、どこまで機能が戻るかはまだ分からないとも説明されており、この日は大きな節目を祝いたい、としています。「これこそが、私たちがこの子たちにチャンスを与える理由。ほかの人が諦めてしまうかもしれない子たちのために戦う理由」という言葉で、投稿主さんは思いを結んでいます。

コメント欄では

  • 「その調子、あなたならできるよ、かわいい子」
  • 「とってもかわいい!動いている姿を見て。最高。応援してるよ」
  • 「奇跡は起きる。本当に心から感謝しています」
  • 「その調子、デトゥア!なんてたくましい子猫なの」

など、デトゥアの一歩を喜び、応援する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで反響を呼んだネコちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
デトゥアの投稿を読んで強く印象に残ったのは、手術ができないと告げられ、先行きが見えない中でも、投稿主さんが「待って様子を見る」という選択をし、その先で後ろ脚が動き出したという事実でした。もちろん、すべてのケースで同じ結果になるとは限りませんし、投稿でも、どこまで機能が戻るかはまだ分からないと慎重に伝えられています。それでも、膀胱の管理や日々のケアを重ねながら、体が治る時間を与え続けた積み重ねが、この小さな一歩につながったのだと感じます。もし道ばたで脚を引きずっている動物を見かけたら、無理に抱き上げたり自己判断で何かを与えたりせず、まず近くの動物病院や保護団体に相談することが、その子を守る近道になりそうです。また、ケガの治療や長期のケアには、まとまった費用がかかることもあります。この記事の後半で紹介するペット保険の普及率のデータもあわせて、もしものときにどう備えるかを、ご家族で話し合うきっかけにしていただければ幸いです。デトゥアのこれからの歩みを見守りたいと思います。

4. もしもの医療費に備える。ペット保険の普及率はどのくらい?

迎えたあとの大きな出費のひとつが、動物病院の費用です。その備えとして、ペット保険はどれくらい利用されているのでしょうか。

アニコム損害保険によると、日本国内のペット保険の普及率は、およそ21%です(2025年11月発表)。この数値は、同社が公表データなどをもとに算出したものです。同社は、海外の加入率は30〜40%ほど、スウェーデンは50%以上としています。

迎えたあとの医療費への備え方として、保険を含めた選択肢を知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料