歴史的な遺構を気軽に見られる!?東京にある“江戸城すぎる駅”が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@oshiro_museumさんです。

当ポストには執筆時点で15万件を超えて表示されており、「交番がある交差点ですね」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@oshiro_museumさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 東京にある“江戸城すぎる駅”が話題

立派な石垣に目が奪われる1/5

立派な石垣に目が奪われる

出所:@oshiro_museum

「改札出たら江戸城すぎる駅」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、現代の街並みに江戸城の石垣が佇んでいる様子でした。

撮影場所は、JR飯田橋駅です。

投稿主さんに詳しい話を聞きました。

「私は『お城の教養ミュージアム』という名前で、YouTubeやXを通じて、お城の歴史や魅力を発信する活動をしています。江戸城といえば、現在の皇居がある場所をイメージする方が多いと思います。

「しかし、江戸時代の江戸城は、浅草橋や四ツ谷、赤坂、虎ノ門付近にまで外郭が広がる、日本最大の巨大城郭でした。明治以降の都市開発によって、かつての門や石垣の多くは失われましたが、現在でも都心のさまざまな場所に江戸城の遺構が残されています」

「今回撮影したのは、JR飯田橋駅西口に残る『牛込門』の跡です。門の建物は明治時代に撤去されましたが、石垣は現在も残っており、駅のすぐ目の前で江戸時代の面影を感じることができます。普段、多くの人が利用する駅の目の前に、かつての江戸城の一部が残っているという意外性を伝えたいと思い、今回の投稿をしました」

現代で江戸時代の面影を感じられる、貴重な遺構ですね。

そんな“江戸城すぎる駅”は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 現在も都心部の各所で見られる江戸城の石垣

「一橋門跡(竹橋駅付近)」と「赤坂門跡(赤坂見附駅、永田町駅付近)」2/5

「一橋門跡(竹橋駅付近)」と「赤坂門跡(赤坂見附駅、永田町駅付近)」

出所:@oshiro_museumさんご提供

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「交番がある交差点ですね」

といったように、石垣について知っている人などからコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「これほど多くの方にご覧いただけるとは思っていなかったので、大変うれしく感じています」と振り返る投稿主さん。

続けて「今回紹介した飯田橋駅に限らず、東京の街には、普段あまり意識されることのない江戸城の痕跡が数多く残っています。また、これは東京に限った話ではありません。私たちが普段何気なく歩いている街にも、知られざる歴史の痕跡や興味深い史跡が数多く存在しています」

「そうした場所の歴史を知り、実際に訪れてみることで、いつもの街並みが少し違って見えるようになると思います。今回の投稿をきっかけに、身近な街に残る歴史に興味を持ち、歴史を探しながら街を歩く楽しさを感じていただけたらうれしいです」と、話してくれました。

今回の投稿以外に「一橋門跡(竹橋駅付近)」や「赤坂門跡(赤坂見附駅、永田町駅付近)」なども、現在に残る江戸城の石垣として知られているため、巡ってみるのも楽しそうですね。

3. 現代に面影を残す、江戸城の歴史

投稿にちなみ、ここからは江戸城の歴史について深掘りしていきましょう。

江戸城は1457年に上杉家の重臣・太田道灌によって築城されたといわれています。

1590年に徳川家康が江戸城に入城すると、大規模な改修工事の計画が始まりました。

改修は二代目将軍・徳川秀忠、三代目将軍・徳川家光まで引き継がれることになり、工事開始から約30年後の1636年に完成したとされています。

しかし、1657年に起きた「明暦の大火」によって江戸城は焼失。

本丸などは再建されましたが、城下町の再建で財政難に陥ったため、実用性の低い天守閣は再建されませんでした。

1868年に明治維新が起きると、江戸城は明治政府に明け渡されることになります。

現在は皇居として利用され、各地からたくさんの観光客が訪れる観光地としても知られるようになりました。

4. 著者からの一言コメント

渋澤 コン
飯田橋駅に立派な石垣があるとは知らなかったので、とても意外でした!

普段何気なく通っている場所にも、歴史的な遺構が残っているのかもしれません。

観光や散策をする際は、その土地の歴史にも目を向けてみたいと思います。

5. 東京都の2025年の観光消費額について紹介

ここからは、記事の話題にちなんで東京都の観光消費額についてご紹介します。

東京都産業労働局「2025年東京都観光客数等実態調査」によると、2025年の都内観光消費額は前年比6.9%増となる過去最高の約10兆1297億円に達しました。

内訳としては、外国在住者による消費が前年比14.9%増の約4兆5534億円と急速に拡大し、全体の伸びを大きく牽引しています。

日本在住者全体では前年比1.1%増の約5兆5763億円となり、そのうち道府県在住者が前年比4.0%増の約3兆4836億円、都内在住者が前年比3.3%減の約2兆927億円という結果でした。

都内在住者の消費はわずかに減少したものの、依然として2兆円規模を維持しており、インバウンドの好調さと併せて手堅い観光需要が示されています。

今回はXで話題になっている「東京にある“江戸城すぎる駅”」をご紹介しました。

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参考資料

渋澤 コン