滝が流れ落ちる川辺で、たき火を囲みながらサーモンステーキを焼き上げる動画が話題を集めています。
投稿したのは、Instagramアカウント「@thenikosknife」。
手作りの包丁を販売するブランド「The Nikos Knife」のアカウントです。
ブランドの公式サイトによると、ブランド名は創業者がギリシャにある祖父母の故郷を訪れた際に出会った名前に由来しているそうです。
2020年から手作りの包丁を手がけ、屋外で料理をする音や手元を映す「アウトドア料理ASMR」のスタイルを切り開いたとしています。
今回の動画は、執筆時点で約9万5000件の「いいね!」を集めています。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【海外キャンプ飯】滝のそばで作るサーモンステーキが超ワイルド!
投稿に添えられたメッセージによると、料理名は「Salmon Steak & Avocado Salad(サーモンステーキとアボカドサラダ)」。
レシピは、友人の「@redgodsofthehorizon」さんによるものだそうです。
まずは、刻んだハーブやにんにくなどが入った木のボウルに、ヨーグルトのような白いものを注ぎ入れます。
混ぜ合わせたソースを木のお皿にスプーンでのせると、ギリシャ料理の「ザジキ」を思わせる、さわやかなソースのできあがりです。
こちらが完成したワンプレート。
こんがりと焼き色のついたサーモンステーキに、白いソースと色とりどりのサラダが添えられています。
背景には、燃え上がるたき火と滝。
おや?サーモンの下からのぞくオレンジの輪切りもあります。サーモンでオレンジを挟んで焼いているんですね!
なかなか家庭のキッチンでは再現が難しそうなこの野外飯、いったいどうやって作ったのでしょうか。
1.1 サーモンはオレンジの輪切りにひもで固定
木のまな板に、丸ごと1尾の魚がどんとのせられました。
大きな包丁でオレンジを輪切りにし、魚は厚めの輪切りに切り分けていきます。
切り身をオレンジの輪切りの上にのせ、ひもでぐるりと巻いて固定。
なるほど!オレンジがお皿の代わりになるような、ユニークな下ごしらえです。
続いて、木のお皿に赤や黄色のスパイス、乾燥ハーブを広げ、はけで混ぜ合わせます。
このスパイスを、オレンジに固定したサーモンにまんべんなくまぶしていきます。
鮮やかなオレンジ色に染まったサーモンは、焼く前から食欲をそそりますね。
1.2 サラダも大きな包丁一本で
付け合わせのサラダも、同じ大きな包丁で作っていきます。
赤玉ねぎ、キュウリのような緑の野菜、トマトなどを次々に刻み、葉物野菜とハーブを入れた木のボウルへ。
白いチーズをたっぷり散らし、最後にレモンをぎゅっと搾れば、彩り豊かなサラダの完成です。
いよいよ、たき火の上に置いた丸いグリルパンでサーモンを焼いていきます。
オレンジを下にして焼くので、サーモンがパンに直接くっつきにくく、柑橘の香りも移りそうです。
表面にはしっかりと焼き目がつき、立ちのぼる煙からも香ばしさが伝わってきます。
滝の音を聞きながら、たき火で焼いたサーモンを味わう。
キャンプの楽しみがぎゅっと詰まった動画でした。
ぜひ動画を見てみてくださいね。
2. 著者のコメント
サーモンをオレンジの輪切りにひもで固定して焼くアイデアは、キャンプならではの楽しさかもしれません。。
大きな包丁一本で魚も野菜も手際よくさばいていく様子は見ていて気持ちがよく、次のキャンプでまねしてみたくなる投稿でした。
3. アウトドア・レジャー関連企業の売上高が初の1兆円突破!
ここからは記事の話題にちなんで、日本のアウトドア・レジャー関連企業の業績について紹介します。
東京商工リサーチの調査によると、アウトドア・レジャー関連248社の2025年度の売上高合計は1兆193億円。
前年度比5.6%増と初めて1兆円を突破し、利益合計も497億円(同25.1%増)と2年ぶりに回復しました。
コロナ禍のキャンプブームは落ち着いたものの、高機能なウェアやギアを普段使いする人が増え、猛暑・防寒対策の機能性商品が売上を押し上げています。
一方で、売上高100億円以上の大手15社が売上全体の72.6%を占め、減益企業も108社(構成比43.5%)と4割を超えました。
2025年の休廃業・解散と倒産は合計43件で、過去10年間で最多となっています。
物価高や人件費の上昇が続くなか、価格転嫁やコスト管理ができるかどうかが、企業の明暗を分けるといえます。
参考資料
- @thenikosknife
- The Nikos Knife「Our Story」
- 東京商工リサーチ「TSRデータインサイト」「アウトドア・レジャー関連」 売上が1兆円突破 タウンユース定着で市場円熟も、経営が二極化
長島 迪子
