「2011年3月11日、この高さの崖を巨大津波は乗り越えて駅のホームを破壊した。」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

@adusa2gouさんが投稿した当ポストは、執筆時点で27万4000件を超えて表示されています。

そこで、LIMO編集部は話題の@adusa2gouさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 15年経っても残る…宮城県気仙沼市の「恐ろしさを感じる」災害の爪痕

撮影場所について、「宮城県にあったJR気仙沼線の小金沢駅です」と話す投稿主さん。

「気仙沼線は2011年3月11日に発生した東日本大震災の大津波により、駅だけでなく路線全体に壊滅的な被害を受けました。現在は、被害の少なかった鉄道跡をバス専用路としたBRT路線として運行しています」と状況を教えてくれました。

右に写っているのが駅のホームです1/5

右に写っているのが駅のホームです

出所:@adusa2gou

投稿写真の右手に写るのは、津波によって破壊された駅のホーム。

リプライ欄には、「写真の真ん中、踏切の海側に家があったんですよ。引き波で流されてしまいましたが…」といった声も寄せられていました。

津波の影響が少なかった箇所のホーム跡2/5

津波の影響が少なかった箇所のホーム跡

出所:@adusa2gouさんご提供

ほかにも、「津波の大きさがわかる写真ですね…」「駅前の旅館に泊まったことがある」などのコメントが挙がり、注目を集めていました。

2. とにかく急いで避難!津波から身を守るポイントは?

津波が見えてから逃げようと思っても間に合いません。津波警報や注意報を見聞きした場合や、海岸近くで揺れを感じた場合は、ただちに避難することが大切です。遠くよりも高い場所に逃げられるよう、普段から近くの高台・避難場所を確認しておきましょう。また、津波は一回だけではなく繰り返し襲ってくることがあるため、第1波が小さかったからと安心せずに避難を続けてください。

「小金沢駅には数回来ていて、被災から間もない時はレールも残っていました」と話す投稿主さん。2015年に現地を訪れた際のブログには「訪れた時は『本当に津波によってなのか?』と信じがたい気持ちであった」と記し、「モニターと言うフィルターを通して見るのと、現地で見るのでは全くその深刻さが違う」とコメントされていました。

海から駅までの高さについて尋ねると、「実際には降りていないので正確な高さはわかりません。ただ、かつての海へ下りる歩道を見た時に『そこそこ時間と体力を使いそうだな』といった印象を持つぐらいの高さはありました」と振り返っていました。「鉄道が通っていた時代の様子と比べると、高さもさることながら地形自体が大津波の影響で変わっていることに怖さを感じます」と心情も吐露。

投稿の反響について、「震災前の記憶がある人にとっては、大きな変化に心を痛める人もいるかもしれません」と振り返る投稿主さん。「やはり大災害の恐ろしさを感じる声が多く寄せられました。震災から15年経ちましたが、今も大きな影響を残す大災害であると感じます」と被害の大きさに思いを馳せられていました。

3. 著者からの一言コメント

丸田 未由希
15年以上経過しても今もなお残る災害の爪痕に胸が締め付けられました。「大丈夫」「大したことはない」と思ってしまう“正常性バイアス”の存在を意識して、一刻も早く避難することの大切さを後世に伝えていきたいです。

4. 宮城県の2024年の観光消費額について紹介

ここからは、宮城県の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。宮城県の公式サイトに掲載されている「観光統計概要」によると、2024年の宮城県の観光消費額は4527億200万円となり、内訳は目的や国籍によって大きな差が見られました。

内訳を見ると、日本人の観光目的が2699億9000万円と最も多く、全体の6割近くを占めています。次いで日本人のビジネス目的が1277億2100万円、訪日外国人のビジネス目的が408億800万円と続きました。一方、訪日外国人の観光目的は141億8400万円にとどまり、日本人と比べると訪日外国人の消費額はかなり少なく、なかでも観光目的での来訪はさらに限られていることがわかります。

今回はXで話題になっている「巨大津波が乗り越えた崖上の駅ホーム」をご紹介しました。

5. 今読まれている【丸田 未由希のおすすめ記事】3選

5.1 ここはどこでしょう→正解は群馬県にある「日本一のモグラ駅」486段の階段が「良い運動」

            ここはどこでしょう→正解は群馬県にある「日本一のモグラ駅」486段の階段が「良い運動」    

@mushphotoさんが「ここはどこでしょう」と投稿した、「群馬県にある『地下の長い階段』」が、X上で話題です。写真の奥まで続く階段はどこか幻想的な雰囲気で、ひんやりとした空気感が伝わってきます。リプライ欄では、たくさんの山好きさんたちが正解を当てていました!記事の後半では、話題にちなんで群馬県の観光消費額についても解説します。鉄道好きの方や群馬県に関心のある方は必読です。

5.2 【実は築96年】東京・新宿の商業ビルに注目集まる 「三越とアルコット時代の面影ない」

            【実は築96年】東京・新宿の商業ビルに注目集まる 「三越とアルコット時代の面影ない」    

@DP5Wk9SP5N6Jjr8さんが投稿した、「築96年になる新宿の古い商業ビル」が、X上で話題です。ビックカメラ新宿東口店やユニクロ新宿本店が入るビルで、見た目の若さと実年齢の差に反響が寄せられています。昭和一桁から利用されている歴史には、「まじすげぇ」「コンクリートの建物ってホントに持つのね」といったコメントも。記事の中では、話題にちなんで東京都の観光消費額についてもお伝えします。

5.3 脳外科医の「脳ミソみたいな手」 10時間超えの手術でシワシワとなった状態に注目集まる

            脳外科医の「脳ミソみたいな手」 10時間超えの手術でシワシワとなった状態に注目集まる    

@ToshiKimura_JRCさんが投稿した、「手術後にシワシワになった脳外科医の手」が、X上で話題になっています。脳外科医として日々最前線に立つ投稿主さんが、10時間を超える手術後に見た自分の手に刻まれたシワが「脳にしか見えない」とのこと。リプライ欄には多数のコメントが寄せられ、執筆時点で4万9000件のいいねが集まっています。記事の中では、日本人の平均寿命&健康寿命についてもお伝えします。

参考資料