夜のうちに移動でき、朝には目的地に着ける夜行バス。
現在SNS上では、平日の夜に夜行バスに乗ったところ、乗車したバスターミナルからの乗客が自分1人だけだったという投稿に注目が集まっています。
@sin103nekoさんが投稿した当ポストは、執筆時点で39万6000回表示されています。
そこで、LIMO編集部は話題の@sin103nekoさんに取材。乗車当時の詳しい状況や、目的地に着くまでの車内の様子について、インタビューしました。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 平日夜の夜行バスで乗客は自分1人だけ 話題の投稿とは
「郡山・福島行きの夜行バス「ギャラクシー」に乗ったんやけど、難波OCATから乗ったの俺一人だけやぞwいくら平日とはいえ、マジかよw現在、夜行バスを貸切です…」というコメントとともに投稿されたのは、夜行バスの車内の写真。
1枚目は、青地にカラフルな模様の座席が通路の両側に並び、窓にはカーテンが引かれています。座席に座っている人の姿は写っていません。
2. 係員に名乗る前に名前を呼ばれた理由とは
2枚目は、白いカバーの付いた座席と、窓際に束ねられたカーテンを写した1枚で、やはり乗客の姿は見当たりません。
投稿主さんが乗車したのは、難波OCATのバスターミナル。「発車20分前ほどにターミナルに着いたのですが、その時点で乗降口周辺には20名ほどのお客さんがおられました」といいます。「正直、『平日の夜中にしては多いかな』と思ったのですが…」と、当時を振り返ります。
ところが、乗るバスの時間が近づき乗降口に向かうと、「こちらが名乗る前に『◯◯(私の名)さんですか?』と係員さんの方から私の名前を聞いてきたのです」とのこと。疑問に思いながらも車内に入ったところ、すぐにその答えが分かったそうです。
「難波OCATから乗車したのは私一人だけだったのです。それで係員さんも私を一目見て『この人が◯◯さんだな』と判断されたのだと、こちらも納得した次第です」と投稿主さん。
その後は、「梅田で一人、他に京都から四人程の方が乗車されてきました。私含めて計6名程だったかと」といいます。ただし、「翌朝の郡山で私ともう一人の方を残し全員下車されました。郡山から福島までは二人だけでした」と教えてくれました。
投稿の反響については、「特に印象的だったのは、夜行バスの終始独占を経験された方が複数名見受けられたことです。やはり平日の夜から遠出する、という行為はマイナーなんだなと思います」と話します。
リプライ欄には、「こんな事あるんですね」「閑散期平日だと半分も席が埋まらないんですね、なんとか頑張って路線維持して欲しいけど。」といった声が寄せられました。また、投稿主さんは返信で「平日だから仕方ないですよ。」とつづっています。
3. 夜行バスはいつから? 難波OCATとはどんな場所?
夜行バスは、夜に出発して翌朝に目的地へ到着する長距離バスです。寝ている間に移動できるため、宿泊費を抑えられることや、到着した朝から現地で過ごせることなどが特徴とされています。
日本で初めての夜行高速バスは、1969年6月に運行を始めた国鉄バスの「ドリーム号」とされています。同年5月の東名高速道路の全線開通に続いて登場し、東京と大阪などを結びました。現在では、全国各地を結ぶさまざまな夜行バスが運行されており、カーテンで仕切られた座席や、3列の独立シートを備えた車両も多く見られます。
投稿主さんが乗車した難波OCAT(大阪シティエアターミナル)は、1996年に開業した大阪市浪速区湊町の施設です。地下にはJR難波駅があり、2階のバスターミナルからは、関西国際空港や大阪国際(伊丹)空港へのリムジンバスのほか、各地へ向かう高速バスが発着しています。大阪・ミナミの繁華街に近い立地も特徴です。
夜行バスの利用は、週末や連休、長期休暇の時期に集まりやすく、平日は比較的空席が出やすいといわれています。運行会社によっては、曜日や時期によって運賃が変わる仕組みを取り入れているところもあります。早めの予約で割安になる割引を設けている場合もあり、平日の夜行バスは混雑を避けて移動したい人にとって選択肢の一つになりそうです。
平日の夜に、難波OCATから1人で乗り込んだ投稿主さん。混み合う時期とは違う、平日の夜行バスならではの光景だったといえそうです。
郡山・福島行きの夜行バス「ギャラクシー」に乗ったんやけど、難波OCATから乗ったの俺一人だけやぞwいくら平日とはいえ、マジかよw現在、夜行バスを貸切です… pic.twitter.com/RCKeW2sIGv
— しん (@sin103neko) October 6, 2026
4. 著者からの一言コメント
夜行バスのように、移動手段を工夫しながら国内旅行を楽しむ人も多いでしょう。旅先では交通費や宿泊費、飲食費など、さまざまなお金がかかります。国内旅行では、1人1回あたりどれくらいのお金を使っているのでしょうか。
5. 日本人の国内旅行の1人1回あたりの旅行支出は
ここからは記事の内容にちなんで、観光庁が2026年4月30日に公開した「旅行・観光消費動向調査 2025年 年間値(確報)」から、日本人の国内旅行の1人1回あたりの旅行支出(旅行単価)についてご紹介します。
2025年の日本人の国内旅行の1人1回あたりの旅行支出(旅行単価)は「4万8424円」。宿泊旅行は「7万2412円」、日帰り旅行は「2万円」となったことが分かりました(※)。
※いずれも速報値。1人1回あたりの旅行支出(旅行単価)には、参加費、交通費、宿泊費、飲食費、買物代、娯楽等サービス費等が含まれます。
今回はXで話題になっている「平日夜の夜行バスに難波OCATから乗ったのが自分1人だけだった投稿」をご紹介しました。
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参考資料
LIMOSNS部
