アメリカを拠点に、トルコの家庭料理やお菓子づくりの動画を発信している女性料理家の動画が話題を集めています。
女性の名前は「Betul Tunc」さん。
公式サイトのプロフィールによると、Betul Tuncさんはトルコ北東部の雪深い街・エルズルムの出身。8歳のころから母親と一緒にパン生地をこねて育ったそうです。
結婚を機にアメリカへ渡り、Instagramで「Turkuaz Kitchen」をスタート。トルコの伝統と今の暮らしを結びつけた手作りの料理やお菓子が、世界中の多くのファンに親しまれています。
今回は、Betul Tuncさんが「リンゴのフリット」を作る様子を動画で紹介してくださっています。
投稿によると、昨年の秋に何度も試作を重ねたものの、そのレシピが行方不明に……。今年の秋にあらためて挑戦し、納得の仕上がりになったそうです。
筆者は、ふっくらとしたパン生地を見て「てっきりオーブンで焼くのだろう」と思い込んでいたので、まさかの展開にすっかり驚かされてしまいました(笑)
この動画には、執筆時点で約4.6万件の「いいね!」が寄せられるなど、多くの人の目に留まったようです。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【リンゴのフリット】パン生地を焼くと思ったら…トルコ出身の美人料理家の動画が話題
まずはリンゴの皮をくるくるとむいて、角切りにしていきます。
オーブンシートに広げたリンゴに、ブラウンシュガーやシナモンなどのスパイスをたっぷりまぶして、オーブンへ。
焼き上がったリンゴは、こんがりとしたキャラメル色に!
投稿によると、生地に混ぜる前にリンゴを焼いておくのがポイント。リンゴの水分が飛ぶので生地に加える粉を控えめにでき、ふんわりと軽い食感に仕上がるのだそうです。
続いて、ボウルいっぱいにふくらんだパン生地が登場。
手で押してガスを抜いたら、ナイフで半分に切り分けます。
真っ白でふかふかの生地を見て、筆者はこのまま成形してオーブンで焼くパンを想像していたのですが……。
2. リンゴを包んだ生地を、細かく切り刻む!
平らにのばした生地に焼いたリンゴをたっぷりのせ、生地で包み込んでからめん棒でのばします。
ここからが驚きの展開。ピザカッターで縦に細長く切り、さらに横にも切って、生地をサイコロ状に刻んでいきます!
せっかくきれいにのばした生地を、こんなに細かくしてしまうとは予想外でした。
刻んだ生地をざっくりと寄せ集めて、ひとまとめに。
真ん中を丸い型で抜いたら、熱した油の中へ入れていきます。
え?油?
そう、オーブンで焼くのではなく、油で揚げるのです。
「パン生地を焼くと思ったら全然違った!」と、筆者は思わず声が出てしまいました。
きつね色にカラッと揚がったら、網じゃくしで引き上げます。
メープルシロップを使ったなめらかなグレーズを用意し、揚げたてのフリットをくぐらせれば……。
表面がつやつやに輝く「リンゴのフリット」の完成です!
手で割ってみると、中には焼いたリンゴがごろごろ。
グレーズがとろりと垂れて、甘い香りが画面越しに漂ってきそうですね。
でこぼことした見た目もかわいらしく、秋のおやつにぴったりの一品でした。
是非動画を見てみてくださいね。
3. 著者のコメント
リンゴを先に焼いて水分を飛ばすなど、ふんわり仕上げるための工夫も印象的です。つやつやのメープルグレーズと、ごろっと入ったリンゴがたまらない、秋にぴったりの一品ですね。
4. 二人以上の世帯の食料支出は月平均9万4895円
お菓子作りの話題にちなんで、ここでは日本の家庭の食費事情にも目を向けてみましょう。
総務省統計局がまとめた「家計調査(2025年平均)」を見ると、二人以上の世帯が1か月に食料へ支出した額は平均9万4895円となっています。
前の年と比べて、金額そのもの(名目)は5.5%のプラス。ところが、物価の上昇分を除いて計算した実質値では1.2%のマイナスでした。
支出額が膨らんでいるのに実質では減っているのは、同じお金で買える食品が少なくなっているためです。値上げの影響が、家計にじわじわと及んでいることがわかります。
消費支出全体に対する食料費の比率、いわゆるエンゲル係数も28.6%と、前年を0.3ポイント上回りました。
内訳を見ると、実質で増えたのは外食や乳卵類など、反対に減ったのは菓子類や穀類などです。
毎日の食事はどうしても欠かせないため、食費を削れる範囲には限りがあります。
食品の価格がどう動くかは、家計のゆとりを左右する大きな要素といえそうです。
参考資料
長島 迪子
