元介護士から脱サラし、家族で長崎県の五島列島・上五島へ移住した3児の漁師パパが、朝5時の出港から夕方のアオサ養殖まで、「意外と長い」漁師の1日を紹介する動画がInstagramで注目を集めています。
投稿したのは、「日本一のあおさ漁師」を目指す「あおさ王子」さん、佐賀県出身の梶山寛泰さんといいます。
今回は、あいにくの時化模様のなか定置網漁に出た日の1日を、時間を追って動画で紹介してくださいました。
漁から漁師飯、そしてアオサ養殖までがぎゅっと詰まったこの動画には、執筆時点で約400も「いいね!」されるなど、たくさんの人の心に響いています。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 【田舎移住】元介護士が五島列島で漁師に。朝5時、時化の海へ定置網を上げに
あおさ王子さんの1日は、朝5時の出港から始まります。
どうでもいい情報ですが、あおさ、筆者大好きです。味噌汁や天ぷらの衣に入れても美味しいし、青のりとしてかけるのももちろんいい!
手軽に食卓に「緑」を添えられるので、大好きでございます。
さて、記事に戻ります。
5時30分に氷を積んで漁場へ向かい、5時40分には定置網を引き揚げる作業へ。
この日は「あいにくの時化模様」。船の揺れと戦いながらの作業だったそうです。
6時ごろに網の中に魚が見えてきて、6時10分に水揚げ開始。
獲れた魚はすぐに船上で氷締めに。大きな真鯛の姿も見え、鮮度を保つための「神経締め」も手際よく行っていきます。
途中では、船にコバンザメが張り付いて取れなくなるハプニングも(笑)
「張り付いて苦戦中」と、笑いを交えて紹介されています。コバンザメも生きるために必死です。
無事に作業を終えて、6時30分には「勝利の一杯」。
7時に港へ戻って水揚げし、8時30分には獲れたてのお魚を「頭に浮かんだ人たち」へおすそ分けしていました。
多くの人がまだ朝ごはんを食べているような時間に、すでにひと仕事もふた仕事も終えている姿に、筆者は驚きました。
2. 【田舎移住】漁師飯で腹ごしらえ、午後はアオサ養殖の「種付け作業」へ
10時には朝昼兼用のごはん。獲れたてのアジのお刺身とアジの唐揚げの定食に、もちろんアオサの味噌汁も添えて。
12時からはアオサ洗い。そして午後からは、アオサ養殖で最も重要だという「種付け作業」です。
15時30分には鉄筋打ち、16時30分にはアオサの網張りへ。
あおさ王子さんによると、「この時期の、このタイミングだけアオサの種が泳ぎだす」ため、限られた干潮の時間内に一気に作業を終わらせたのだそうです。
朝5時から夕方まで続いた1日。動画の最後には、「漁師の1日は意外と長い」の言葉とともに、子どもたちに囲まれて床に横たわるあおさ王子さんの姿が映し出されています。
あおさ王子さんは、海や釣りが好きすぎて家族で上五島へ移住し、協力隊を経て、激減する海藻を取り戻すためにアオサ養殖に挑んでいるそうです。
「海と向き合い、格闘する毎日。」
という言葉からも、島の海と真剣に向き合う日々が伝わってきます。
さらに、あおさ王子さんは
「皆さんは今日一日、『長く』感じましたか?『短く』感じましたか?」
と、動画を見た人に問いかけています。
筆者的には「長い!」けど「長さは感じないほどギュッと濃縮して充実した1日!」という感じがしました。
また個人的に、漁師の仕事というと「朝が早い」という印象はあったものの、朝の漁のあとにアオサの養殖作業まで続くとは知りませんでした。
獲れた魚を近所へおすそ分けし、家族と食卓を囲み、島の海と向き合う。あおさ王子さんの1日は、まさに「意外と長い」けれど、とても充実した1日だなぁ~人と人とがつながっていて最高だなと感じました。
@aosaoji_gotoumiさん、掲載のご許可をありがとうございました!
3. 著者のコメント
私も朝4時起きでして(笑)、でも早起きは慣れればできても、漁にはいけないなぁ。
海と向き合う暮らしの大変さと豊かさが、動画からまっすぐ伝わってきますね。
